2月17日、ラクスル株式会社は、総額40億円の資金調達に成功した。調達先は既存株主であるオプト、グローバル・ブレイン、WiL、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ANRI、電通デジタル・ホールディングス、GMO VenturePartnersに加え、新たにリンクアンドモチベーション、グリーベンチャーズ、Global Catalyst Partners Japanの計10社。調達した資金は中小企業のオフラインでの集客活動を支援する、集客支援プラットフォーム事業に充てられる見込み。
ライターの視点
かなり大型の資金調達が実施されました。
テレビCMでおなじみのラクスルです。
成熟産業である印刷業界を効率化し、業界全体で時代の流れに対応しているのが感じ取れます。
これだけの出資先や金額を集めたのは、事業の海外展開にあると思われます。アメリカやヨーロッパもまだまだ紙の需要があり、新興市場の成熟化も考えると、市場はしばらく縮小しないでしょう。
先日のメタップスの続き、世界向けのサービスが日本から飛び出そうとしているのは嬉しいですね。ぜひ今後の動向に注目しましょう!
会社概要
ラクスルは「全国の印刷会社をネットワーク化し、各社の非稼働時間を活用することで、低価格な印刷物をお客様に提供する印刷のEコマース事業」を展開している。
2014年7月からは俳優の遠藤憲一さん、要潤さんを起用したTVCMを全国で放送中。
設立は2009年、本社は東京都港区にあり、代表取締役は松本恭攝氏である。
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