生活習慣病の低年齢化やメタボリックシンドロームなどが問題となり、食生活に関心を持つ人が増えています。
2015年の6月に東証マザーズに上場した、健康食の宅配サービス事業を行う株式会社ファンデリーは、健康で楽しい食生活を提案することによってそのような問題を解決し、豊かな未来社会に貢献することを目指しています。
ここでは、そんなファンデリーを立ち上げた阿部公祐代表はどういった人物なのかをまとめています。
学生生活
出典:http://www.gakushuin.ac.jp/univ/eco/recruit/message/abe.html
阿部氏は1972年に埼玉県で生まれ、1996年に学習院大学経済学科を卒業しています。
学生時代には水球に励み、レギュラーとして活躍していたそうです。その一方で、ゼミでは「企業論」を学んでいました。
”特にチームスポーツは戦略がなければ勝つことはできないし、企業も明確な経営戦略がなければ浮上できません。
それを学生時代に身をもって学ぶことができたことが、現在につながっていると感じています”
と自身が語るように、学生時代に学んだ「戦略の重要性」と部活で培った忍耐力が、今の会社経営に活きているのです。
しかし、当時は新しいことへのチャレンジは好きだったようですが、起業家を目指していたわけではありませんでした。
「社長ってかっこいい」
出典:http://www.peakperformancesalestraining.com/content/ceo-sales-tool-box-menu
大学卒業後は朝日火災海上保険に入社し、企業内代理店を設置してもらうべく、ひたすらベンチャー企業の経営者を説得して回る日々を送っていました。そこでの数多くの経営者の方々との出会いの中で、「社長ってかっこいい」と思うようになったそうです。
また、人の命を預かる仕事にもかかわらず”顧客のことを思った提案”ではなく、”予算の達成”を優先しなければいけないという現実に、違和感を感じていました。そのようなこともあり、顧客を心から思っている経営者たちは、彼の目にはさぞかし特別なものとして映っていたことでしょう。
そんな中で、起業に踏み切る決め手となったのは、最も成功した起業家の1人、ソフトバンク孫正義氏の講演を聞いたことでした。
そこからは、「生活する人の応援になるような仕事をしたい」という想いだけで、一気に起業に向けて動き出したのです。
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