現在、地方での起業に注目が集まっており、日本全体で起業が起こっています。
そんな中、ネットショップ支援を行うアラタナの濵渦伸次氏は地元である宮崎で起業しています。
場所は仕事に関係ないと語る彼について、まとめてみました。
宮崎からメガベンチャーを
“アラタナは地元の高専の同級生でもある穗滿と2人で創業したのですが、当時県内に残っていた卒業生は僕たち二人だけでした。つまり、他のみんなは県外に就職していたんですね。
そんな現状を生で見ていると、どんどん地元・宮崎が衰退していくなと本気で思ったんですね。
なぜ彼らが県外に出ていくか考えてみると、それは簡単で県内に働き口がないから。
それならば、雇用の受け皿になるような会社を自分たちでつくろう。
宮崎からメガベンチャー・上場し得る会社をつくろうと。それが最初の思いです”
やはり、多くの人が憧れる大企業や名の知れた企業というのは 東京または関西に集中していることが多く、地方から人が流れていってしまうのは自然なことともいえます。
しかし、彼の場合はそれを自分たちの力でどうにかしようと考えたのです。
アラタナの考え
出典:http://24h.aratana.jp/?p=1668
“アラタナは「ハッピートライアングル」 という方針を持って事業を行なっています。
このトライアングルは、法人としてのアラタナ・社員・クライアント企業の三者を指しているのですが、誰にとっても『利益=ハッピー』となる、技術、サービス、雇用、新たな価値を創造し続けるということです。
その活動を通して、宮崎に活気を与えられればと”
宮崎で仕事をするメリット
出典:https://retrip.jp/articles/2868/
“あえて都会と比較するならば、毎日往復2時間、満員電車に乗る時間を勉強やプライベートの充実に充てるだけで全く違う人生になると思います”
都会では、どうしても通勤ラッシュや帰宅ラッシュに巻き込まれてしまいます。
そういったこともなく、自分のために時間を充てられるというのは非常に有意義なことといえます。
同社では、毎朝釣りをしてくるエンジニアもいれば、サーフィンして出社する営業マンもいるようで、地方ならではの特徴と言えます。
アラタナのこれから
“僕がよく東京のエンジニアたちに言うのが、「地方で成長して、成功したほうがかっこいいじゃん」ということ。
場所にとらわれないビジネス領域にいるアラタナだからこそ、宮崎発のメガベンチャーとして、成長していきたいと考えています”
今後、アラタナはどんな動きを見せてくれるのでしょうか?
また、地方ベンチャーが盛り上がっていくことにも期待が膨らみます。
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