5月19日、クラウド名刺管理のSansanは総額14.6億円の大型資金調達に成功した。引受先はDCMや株式会社産業革新機構、株式会社日本経済新聞デジタルメディア、株式会社環境エネルギー投資、GMO VenturePartners株式会社の計5社。
Sansanは名刺管理クラウドサービスの企画・開発・販売を行い、名刺情報を営業や顧客管理に活用することをサポートしている。企業向けに「Sansan」を提供する一方、個人向けに名刺管理スマートフォンアプリ「Eight」を開発している。設立は2007年、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役社長は寺田親弘氏である。
今回の資金調達は、Sansanの北米展開をシリコンバレーの大手VCがメインでサポートする形となっている。世界各国のビジネスツールとして使われている名刺に着目したユニークなビジネスであり、このサービスに市場性を感じていることをDCM日本代表の本田央輔氏がプレス・リリースでコメントしている。
事業のスケール感が資金調達において重要なのだと思う。これからの起業家には、日本国内にとらわれず、Sansanのように、世界展開できるようなサービスを生み出してほしい。
●Sansan株式会社/プレス・リリース

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