8月28日、センサーを付けてゴミ収集を最適化するEnevo(以下、エネボ)は、Earlybird等から資金調達を行った。引受先はEarlybird、Lifeline Ventures、Finnish Industry Investment、Draper Associates、Risto Siilasmaa等で調達額は約8億円。
EnevoのOne はごみステーションなどに小さなセンサーを取り付け、ごみ収集を最適化する。会社の設立は2010年、本社はヘルシンキ近郊にあり、CEOはFredrik Kekalainen氏である。
EnevoのOne はセンサーがごみの量などを感知し、サーバーへ情報を送信する。収集業者は満杯のごみステーションのみ回れば良く、時間短縮と効率化、コスト削減につながる。このサービスを利用すれば、オペレーションコストが50%もカットすることができるようだ。
物のインターネット化(IoT)がごみ収集まで来たのか、という感じだ。既に北米とヨーロッパの25カ国で採用されており、今後は中東やアジアへの展開も視野に入っているようだ。日本の自治体は収集コストが高く、このようなサービスが日本でも導入されるか興味深い。