みなさん、水を飲むときは水道水を飲みますか?または、スーパーやコンビニなどで購入して飲みますか?
今回は、「飲み水」に特化したビジネスを行う株式会社ウォーターダイレクトについてご紹介します!

生活の基本、体の基本、命の基本

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飲み水は人間が生きるために絶対に必要なものです。
 
「水なんて全部同じじゃないか!」と思う方もいるかもしれません。
 
ですが、最近では、すべての基本となる飲み水に関して普段の生活から気を使う人が増えてきているのです。そのように、水道水の品質に疑問を持ち始めた顧客のニーズをくみ取ったのが株式会社ダイレクトウォーターです。

安心安全な商品でライフスタイルをサポート

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主な事業内容は、定期的においしい水を配送してくれる「クリティア」です。水がある生活を楽しめるように非常におしゃれなウォーターサーバーの提供も行っています。
 
安心安全な水を求める顧客に、そのような商品を確実に届けるために日々試行錯誤を繰り返しているそうです。さらに、ミネラルウォーターの製造にとどまらず、飲み水に関わる事業全般で商品開発を進めています。
 
例えば、おいしい水を届けるためのペットボトルの作りに関しても、強いこだわりがあります。
 
また、注目すべきは造から販売までを一貫して行っているということです。これを行うことによって、お客様のもとに安心安全な製品を届けることができているのです。さらに、社長の伊久間氏は、
 
"リターナブル方式にすると発送と回収にトラックとドライバーを用意しなければならず、全国を網羅する配送拠点と膨大な固定費が必要になります。
...(中略)...でも宅配便を使えば配送にかかるコストを変動費化できるので、先行資金をもっと別の部分、他社との差別化を図るためのプラスアルファに当てることができます。
...(中略)...まずは使い切りで処分できるワンウェイボトルを作ろうと考え、素材にはポリエチレンテレフタレート、いわゆるペットを使うことにしました。
そして大きなペットボトルを潰す負担をお客さまにかけずに済むよう、形状を水の減少とともに収縮する蛇腹型にして最後はぺしゃんこになるようにし、そのまま処分していただけるようにしました"
 
と答えていて、流通経路や商品にこだわった様子がわかります。

伸びるであろう宅配ビジネス

飲み水の宅配というありそうでなかったところに目をつけたのが、このウォーターダイレクト。たしかに自分の周りを見ていても、健康に気を遣う人が増え、それによって飲み水を気にする人が多くなった印象はありませんか?
 
高齢化社会で、自由に買い物にいけない人も増えてきた現代では、宅配に特化したビジネスモデルはこれからも成長することが予想されます。
 
"(2006年当時)宅配水の割合はまだ10%程度で業界にも絶対的な大手がいなかった。
競合他社もほとんどがオフィスや公共施設などを中心に事業展開していたので、この分野なら家庭向けの市場を開拓していけるんじゃないか、勝てる可能性があるんじゃないかと思いました"
 
ウォーターダイレクトは、ミネラルウォーターの商品開発や流通をこれからもリードしていくでしょう。同社含め、健康に特化したサービスを提供していく企業が増えていくことを期待しています。

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2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

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