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800人の女性起業をサポート!わくらく・三根代表が語る「成功する女性起業家の2つのポイント」とは?

今回の対談では、有限会社パワーエンハンスメントの三根早苗さんに株式会社アントレプレナーファクトリー代表嶋内がお話をうかがいました。

(インタビュアー:嶋内秀之、撮影者:高田梨菜)

経歴

1998年に京都大学工学研究科合成・生物化学専攻修士課程卒業、1998年に住友化学工業株式会社入社し有機合成研究所に配属、2005年に有限会社パワーエンハンスメントを設立。

好きなことを仕事にして、もっともっと人生を楽しもう!と20代最後の年にメーカーを退職し、アロマセラピスト、ネイリストとしての活動を始める。

その後セラピストのネットワーク「わくらく」を設立し、複数の癒しメニューをパッケージにして、展示会、ショールームなどに集客方法として提案する。

法人化をきっかけにセラピストだけでなく、広く起業を目指す女性のサポート体制を整える。(女性向け起業塾、事業コンサルティング、資金調達サポート)

2012年よりスタートアップだけでなく、ステージアップのサポートにも力を入れ、資金調達、組織作りのサポートも行う。2004年~2015年の11年間で800名の起業をサポート。

今、女性起業の波が来ている

嶋内:近年女性起業が注目されている背景について教えていただいてもよろしいでしょうか?

 

三根:ここ2年ほど、安倍政権が輝く女性の時代をつくるとおっしゃっているので、女性が働き続けられるような環境づくりがすごく注目されているんですね。

それに加えて、日本の成長戦略として、欧米並みの開業率10%を目指すというのがあり、今は日本の開業率は5%なんですね。

だから、欧米並みになるように起業に力を入れたいという政策のこともありまして、「女性」と「起業」の両方が組み合わさって女性の起業ブームというのがあります。

 

行政関係でも例えば創業補助金とかが用意されたり、近畿経済産業局も「女性起業家応援プロジェクト」というのを去年から立ち上げて、ビジネスプランコンテストだったり各種セミナーなども開催されています。

あとは民間の会社でも女性が社会で活躍できるように、その分野で起業を応援しましょうという、例えばちふれ化粧品も「女性起業家大賞」というのを一昨年からされていますし、日本政策投資銀行なんかも素晴らしいプランには1000万円あげます、応援しますというのを何年かされています。

行政だけでなく民間も女性が起業して活躍できるように応援している今の世の中の流れだと思います。

私も11年間やっている中では「今、女性の起業は波が来ていると」感じていますので、何かをやりたい人は今すごくチャンスだと思います。

 「共感」で買われる世の中にマッチした女性企業

嶋内:特に女性起業では、どんなタイプの起業が多いのか、または向いているのかという点でご意見を頂けますか?

 

三根:今まで800名近くの女性の起業相談に乗ってきたんですけど、まず起業のきっかけっていうのが「自分自身の悩み」や自分自身が「こういうものがあったらいいのに」と思ったものが起業に繋がっている方が多いですね。

例えば、自分が体調を崩したことがきっかけで食を見直そうと思った、それで体にいい食事を伝えたいと思って完全オーガニックのレストランをオープンした方もいらっしゃいますし、自分自身がストレスで肌荒れに悩んで、いろんな化粧品を使ってみたけど合わなくてオリジナルの化粧品を作った方もいらっしゃいます。

他には、子育てしている中で自分が納得出来る育児グッズがなかったということから、自分で布を買ってきてミシンで縫うところから始めたという方もいらっしゃいまして、身近なところで「こういうのがあれば欲しいのに」、欲しいからこういうサービスを作ろうと形にされる方が多いですね。

 

嶋内:何も知らない男性とは違い、知っている女性が有利・独自のニーズが発見できるという点があるかもしれないですね。

 

三根:人がものを買うときって、商品に共感できるかっていうのが大きいと思うんですよね。

だからそういう、例えば育児で悩んでいるお母さんがこういうグッズがあったらいいのにと思った商品というのはそこにストーリーがありますよね。

今の消費者ってただものを見るだけじゃなくて、どういう背景があってどういう人がどういう気持ちで作ったのかというところも含めて買っていると思うんです。

今は共感で買われる世の中なので、そこが女性の起業家の想いとマッチしていると思います。

「甘え上手」が成功のカギ

嶋内:女性ならではの起業の成功ポイントとか特徴を教えていただいてよろしいでしょうか?

 

三根:女性で起業してうまくいく方というのは「甘え上手」で「賢かわいい」、賢さと愛嬌のバランスがうまく取れている人だと思います。

起業する女性は真面目な人が多いんですね。

「なんでも自分でやらなきゃ」という風に真面目すぎて思って、なんでも一人で抱えて夜中2時3時までパソコンに向かってわからないこともやってしまうという方が結構多いです。

でも、やっぱりわからないところはプロに任せたり、よく知っている人に聞くのが良いと思います。

 

一人でやれることには限界があるんですよね。

例えば、私はお菓子を作るプロ、その代わりチラシを作ったり文章を書くことはさっさと任せようと割り切れて、人に頼れる人というのがうまく回りを巻き込みながら成功されていると思います。

人に甘えるとか、頼るなんてできないって思う人が結構いらっしゃるんですけど、回りの人も実は頼って欲しいんですよね。

頑張っている人がいれば、自分も何かそこのプロジェクトに関わって行って応援したいという気持ちってみんなあるんです。

だから逆に、頼って行った方が喜ばれると思います。

 

今の起業って、「どれだけ巻き込めるか」ですよね。

会員さんでカフェを去年オープンされた方がいらっしゃったんですけど、カフェを作る過程で「壁塗りデー」を実施されたんです。

壁をみんなで一緒に塗りましょうということで30人ぐらいが駆けつけたんですよ。

自分自身で起業まではできなくても、ちょっとでも起業して頑張っている人に関わりたいっていう人たちを巻き込んでいくと、どんどん応援者が集まるので、頼りながら応援者をうまく増やせるかということがキーになると思います。

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