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フルデジタルスピーカーのトライジェンス・セミコンダクター、産業革新機構から上限4.8億円の資金調達に成功

2月27日、フルデジタルスピーカーに関するテクノロジーを開発・ライセンス販売しているTrigence Semiconductor(トライジェンス・セミコンダクター、東京都、安田彰代表取締役)は、第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先は産業革新機構とインテルキャピタル。産業革新機構は4.8億円を上限とする出資を決定したと公表している。

トライジェンス・セミコンダクターは法政大学教授の安田彰氏が2006年に設立した大学発ベンチャー。ザインエレクトロニクスから岡村淳一氏が参画し、彼らは世界初のフル・デジタルオーディオでの音楽再生を実現したデジタルスピーカーを試作し、「Dnote®」というデジタル処理技術を開発した。「Dnote®」は従来の技術では不可能であった、デジタル音源をアナログ波に変換せず直接スピーカーを駆動させることを可能にした。特許も日本・アメリカ・中国・韓国で取得し、現在、技術ライセンスの販売も行っている。

今回調達した資金は、半導体製品の開発や経営体制の強化に使われるようだ。International Solid State Circuit Conference(ISSCC)という国際会議でも、半導体ベンチャーへの投資の難しさについて議論がされていた。大学との連携も含め、トライジェンス・セミコンダクターが今後も半導体産業でイノベーションを起こすことを期待したい。

●Trigence Semiconductor /プレス・リリース

http://www.trigence.co.jp/