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医者の仕事は触診だけじゃない!「小児科オンライン」が医療相談の在り方を変える

もっと身近に“小児科医”を

厚生労働省が毎年行っている「国民生活基礎調査」によると、核家族世帯の割合は年々増加している傾向にあります。そんな現代の家族のカタチの中で、特に困っているのが小さいお子さんを育てているお父さん・お母さんなのではないでしょうか?

 

ひと昔前であれば子育ての大先輩が身近にいて、どんな小さな変化でも見逃すことなくアドバイスを与えてくれました。今回は身近に頼る人がいない、そんな現代のお父さん・お母さんの力強い助っ人となる“小児科オンライン”をご紹介します。

アプリが親子の命を救う?

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出典:syounika.jp

夜間の相談窓口「小児科オンライン」を運営するKids Public Inc.は、2015年12月に設立されたばかりのスタートアップです。この医療相談サービスは現役の小児科医・橋本直也CEOらコアメンバーとデザインを担当する学生らによって運営されています。

 

LINEやSkypeを使用し、どんな些細なことでも小児科医に相談することができます。相談対象年齢は0~15歳、相談受付時間は平日の夜18~22時で、月額3980円で利用可能です。

 

小さいお子さんを抱えての受診は一苦労です。また、夜間の救急にやってくるお子さんの症状は軽症であることも少なくありません。大切なお子さんの急な体調の変化にも、気軽にその道のプロに聞くことができたらどんな不安も安心に変わるはずです。

「親子に寄り添う」を追究した小児科医・橋本CEO

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出典:syounika.jp

“てのひらに小児科医を”というコンセプトで、片手で手軽に医師に相談できることが魅力のこのサービス。医師歴7年、子どもが大好きな橋本氏の「親子に寄り添いたい」という強い想いから生まれました。

 

きっかけは、「医師は患者の治療しかできないのか?」という疑問でした。ある日付き添いの母親と共に運ばれてきた3歳の女の子は大腿骨が骨折していました。

 

悲壮な様子で「私が殴ってしまった」と謝り続ける母親の横で、痛み止めを打ってやることしかできなかった自分。誰にも頼れず追いつめられてしまったお母さん、その痛みを体で受け止める子ども。彼らを救いたいと思う気持ちが彼に病院を飛び出させたそうです。

 

橋本直也CEOは2009年日本大学医学部を卒業後、聖路加国際病院にて初期研修を受け、2014年から東京大学大学院公共健康医学専攻で公衆衛生学を学ばれています。

 

起業した大学院の友人に感銘を受け、ご自身も医師でありながらも自分の想いとその手段がぴったり当てはまる”“起業”という道を選んだのです。

未来の医療のカタチ

遠隔医療などテクノロジーの発展により多くの患者さんが救われている一方で、誰もが気軽に発信できるインターネットの特性が仇となり、科学的な根拠のない情報も多く流れてしまっているのが現状です。

 

しかし、時に大切な人の命へも関わってしまう健康や医療の問題は、誰もが追いつめられることなく適切なケアを受けることで確実に予防や治療をすることができます。

小児科オンラインは、現在健康組合などへの営業も行っています。会社や公的な負担の下で、誰もが気軽に無料で医師への相談が受けられる、そんな日がもうすぐやってくるかもしれませんね。

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