2016年にリオ五輪を控え、世界中でスポーツへの熱が高まっています。
そんな中アメリカでは、スポーツをさらに盛り上げるためのサービスがいくつか存在しています。
今回は、それらを手がける海外のスタートアップをまとめました。
観戦するだけでも十分楽しいスポーツが、さらに楽しめること間違いなしです。

Kwarter(http://kwarter.com

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出典:http://kwarter.com
私たちは1週間で平均35時間もテレビを見ていますが、そのうち88%はその最中にもモバイル機器を触っているといいます。しかし、その78%はテレビの内容と全く異なっているのです。
この注意欠陥の問題に目をつけた「Kwarter」は、テレビで生中継されているスポーツの試合と連動したゲームアプリを提供しています。
これを使えば、テレビを見ながら何百万人もの人がそのゲームをプレイし、賞金を得ることができます。
またここでは、ゲームをするだけでなく、作成や管理、収益化をすることもできます。
例えば、試合の結果予測やトリビアなど、放送中の番組の内容に関する問題を作成し、そのコンテンツを楽しんだ人には賞金やポイントが与えられるという仕組みです。
放送中に視聴者が収集し、共有することができるアーケードスタイルのアイテムで、テレビのエキサイティングな瞬間をより盛り上げてくれます。
また、指紋画像の認証機能も持っているため、コマーシャルの間にモバイルをスナップした視聴者に対して賞金を出す仕組みもあります。
視聴者が貯めたポイントや報酬は、食べ物や靴などと交換することも可能です。

TOK.tvhttp://www.tok.tv

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出典:http://www.tok.tv
「TOK.tv」はテレビでスポーツをみながら感動をシェアできる、音声プラットフォームサービスです。
テレビで試合を観戦しながら同時に最大4人までと会話をすることができ、その空間では1人だったとしても、友達と一緒に試合観戦している感覚でいられます。
また、熱狂した人々の歓声やブーイング、チームの曲などのスタジアムの音声が聞けるため、まるでその場にいるかのような感覚になります。
そして、試合観戦中のセルフィー(自撮り)をソーシャルネットワーク上で共有し、得点によってそれらの画像を組み合わせて表示するしくみもあります。

SecondMic(http://secondmic.com

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出典:https://twitter.com/secondmic
「SecondMic」は、自分の好きなスポーツ中継の解説を聞きながら試合を見られるサービスです。ここでいう解説というのは、特定のコメンテーターが行っているものではありません。
1つのゲームで最大3人のコメンテーターがおり、それは元プロスポーツ選手からジャーナリスト、ブロガーなど様々です。
また、アプリを通して他の人と対話をし、自分考えを共有することができます。話をするためには自分のチャンネルを作成する必要があります。
「 SecondMic」では、バスケットボールやNFLのドラフト、サッカーを扱っています。

Clippit(https://www.clippit.tv/index.html#watch

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「Clippit」は、Watch. Clip. Shareの流れで、気に入った番組をシェアできるサービスです。
「Watch」では、スポーツでの素晴らしいプレーや、陽気なシーン、必見のアワード番組など、ファンが作成した記憶に残るテレビの瞬間を見ることができます。
「Clip」では、生放送番組で、気に入ったものをクリップします。
①番組を選ぶ②シーンを選ぶ③クリップを編集という流れで、自分の好きなシーンだけをクリップすることができます。
「Share」では、FacebookやTwitterはもちろん、ブログやメールなど、様々なソーシャルネットワークサービス上でシェアすることができます。

まとめ

いかがでしたか?
スポーツは1人で見ても十分楽しめますが、大勢でしか味わえない一体感というものもあります。
しかし、今回ご紹介したアプリをの数々を使えば、離れていても、その感覚を味わうことができるのです。
来年のオリンピックに向け、ますます盛り上がりを見せるであろうスポーツ関連アプリの今後がとても楽しみです。
 
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