大学生や社会人になると、頻繁に行うことになるプレゼンテーション。しかし、プレゼンテーションに慣れていない人は、そもそもその資料をどう作ったらいいか分からずに苦労してしまうものです。
プレゼンテーションだけでも緊張するのに、その前段階が上手くできなかったら、本番を成功させることは難しいでしょう。
そこで今回は、そんなことのないように、プレゼンテーション資料のまとめ方の簡単なコツを紹介していきます。

まずは全体の構成を考える

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まず、プレゼンテーションというのが、周囲の人間に対する一つの「説明」である以上、その資料にも当然まとまった内容が求められます。そのため、基本的な構成や起承転結などをしっかりと意識して作ることが重要です。
まとまった内容を作るためには、何よりも始めに、全体の構成を可視化する作業が必要になってきます。最初に目次を書いたりすることで、自分はこのプレゼンテーションをどういう形にまとめたいか明確にすることが、一つのコツと言えるでしょう。

基本的には、1枚ずつの分量で

図などのスライドで進めていくのが基本のプレゼンテーションですが、このとき大切なのは、1スライド1メッセージを貫くことです。基本的にプレゼンテーションというのは、次々に説明を流していく構成になっているため、一つのスライドにあまり多くの情報量を詰め込んでも、見る側は理解しきれません。
1スライド1メッセージで小刻みに内容を伝えていくことで、わかりやすいプレゼンテーションに近づいていくことでしょう。

根拠は図で示す

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プレゼンテーションという説明形式の大きなメリットは、写真や図で説明することができることです。文字だけでは伝わりづらい細かいデータや情報なども、絵に直せばスッと理解が進むことも多いでしょう。
特に重要なのは、根拠を図で示すことでしょう。根拠というものには数字が多く絡み、なおかつ文字では説明しづらい重要なポイントなので、図で表すほうが何倍も良くなるでしょう。

全体の統一感を揃える

最後に、全体の要素をしっかりまとめて完成させましょう。論旨があっちに行ったりこっちに行ったりすると、見ている側は「結局何が言いたかったのか?」と、首をかしげることになります。
最後に資料を見直し、「自分の資料は統一感があり、何を伝えたいかがハッキリしているのか」ということを確かめておくといいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?プレゼンテーションというのは、何もわかっていない相手に自分の主張を理解してもらうという趣旨で行われる説明です。
一つ一つの要素を小さく、明確にまとめておくことが、わかりやすいプレゼンテーションを作っていくコツと言えるでしょう。

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