マネジメントで一躍有名になった経営学者P・F・ドラッガー。
彼の著書である『プロフェッショナルの条件-いかに成果をあげ、成長するか―』から、
その条件について学んでいきたいと思います。
 

○生産性をいかにして高めるか

「資本」と「技術」は単なる生産手段にすぎず、重要なのは「目的は何か」と問うことです。
生産性を上げるには、目的の定義・目的への集中・仕事の分類というものに加え、仕事のプロセスを分析することが有効です。
 

○貢献を重視する

貢献には、直接の成果・価値への取り組み・人材の育成の三つの領域があり、この全てにおいて貢献をし続けなければ、やがて廃れてしまいます。
 

○自らをマネジメントする

自らをマネジメントするために必要となってくることが3つあります。
① 自らの強みを知る
自らの強みを考え分析することで、行うべきことを知りその強みをさらに伸ばすことができます。
また、同じような性質を持つ「仕事の仕方」の分析も同時に行うのが良いようです。
強みと仕事は密接に関連するものですが、強みと価値観、仕事と価値観はマッチしないことがあります。そのため、そこで優先すべきは価値観になります。
 
②時間を管理する
成果を上げる者は、仕事からスタートするのではなく、時間からスタートします。
時間を記録し、管理し、まとめるという三つの段階が、成果を上げるための時間管理の基本となります。
 
③もっとも重要なことに集中する
貢献を行うための時間よりも、行わなければならない貢献の方が多いため、「集中」は欠かすことができないのです。
集中する際の原則としては、古くなったものを整理し劣後順位の決定を行う事であり、順位の決定には勇気が必要になってきます。
 

○正しい意思決定

〈正しい意思決定を導く五つのステップ〉
①基本的な問題かどうか
②問題解決の必要条件は何か
③何が正しいかを考える
④決定を行動に移す
⑤フィードバックの仕組みをつくる
 

○優れたコミュニケーション

コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しないものです。
そのため、常に受け手に何かを要求するものであるという意識を忘れてはなりません。
 

○仕事としてのリーダーシップ

リーダーたることの要件は、
①リーダーシップを仕事と見ること
②リーダーシップを地位や特権ではなく責任とみること
自らが最終的に責任を負うべきことを知っている
③信頼が得られること
だとドラッカーは定義しています。
 

○人の強みを生かす

組織といえども、人それぞれが持っている弱みを克服することはできません。
しかし組織は、弱みを意味のないものにすることができます。
部下だけに限らず、上司も含めた組織全体において、強みを伸ばしていくことが重要です。
 

○人生をマネジメントする

仕事が退屈になったり、挫折したときに対応するために「第二の人生」を持っていることが重要な場合もあります。第二の人生とは、
①文字通りの第二の人生を持つこと
②パラレル・キャリア(第二の仕事)をもつ
本業にありながらもう一つ別の仕事をもつ
③ソーシャル・アントレプレナー(篤志家)になる
仕事にかける時間を減らし、非営利の仕事を始めたりする
 

○「何によって覚えられたいか」

自身に対するこの問いが非常に有効なのは、
自らを異なる人物、そうなりうる人物として見るよう仕向けられるからなのです。
 
以上、簡単ではありますが、プロフェッショナルの条件についてまとめてみました。
もっと詳しく学びたくなった方は、ぜひ本を手に取ってみてください。

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