ブレインストーミングにひと手間加えると…


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複数人でアイデアを出し合うときはブレインストーミングが使われることが多く、読者の皆さんもブレインストーミングがどのようなものかはご存知だと思います。

しかしブレインストーミングには原則があり、
①結論を出さない
②どんなアイデアも否定しない
③とにかく多くのアイデアを出す
などのことに気をつけなければなりません。

つまりブレインストーミングだけでは話し合いに決着がつかないのです。
では、どのようにして結論を出すのでしょうか?

数ある手法の中から、ここではセブン・クロス法という方法をお教えします。

ブレインストーミングで出たアイデアにほんの少し手間を加えるだけで、その話し合いが実のあるものになります。
今までブレインストーミングで終わっていた方々は必見です!

「セブン・クロス法」とは

“ブレーンストーミングで出されたアイディアや意見を整理する技法として、KJ法や親和図法などがあるが、その一つがセブン・クロス法(クロス法)である。セブン・クロス法は、アメリカのビジネス・コンサルタントのカール・グレゴリーによって考案されたものであり、メンバーが課題解決のために共通理解するときなどに有効とされる”

マネジメント研究所,セブン・クロス法より引用)

要は、ブレインストーミングで出てきたアイデアを整理して優先順位をつけ、まず何をすべきかを明らかにしようと言うものです。
では、簡単に手順を説明します。

①ブレインストーミングで出てきたアイデアを付箋やカードに書いていく
②それらを大きく7つに分類する
③下記の表を用いて、7つの項目を重要度順に1から並べる(横)
④さらに、各項目の中で重要度順に並べる(縦)

このような表を完成させるのは、いくつかのメリットがあるからです。

まずは、出てきたアイデアの全体像が一目で把握できることが挙げられます。
全体像が把握できると見落としがなくなり、出てきた意見を無駄なく考慮できます。

さらに、重要項目が左上に集中していることで、何を優先しなければならないかが視覚的にも分かりやすいこともメリットだと言えます。
この方法でまとめることで話し合いがスムーズになります。

セブン・クロス法を使ってみよう!

ここで「職場環境の改善方法」というテーマを例に具体的に説明していきます。
第2章で記述した手順に従ってやってみましょう。

①まずは、アイデアを付箋に書いていきます

②アイデアを分類します
(ここでは例示のため3つにしました)

③下の図のような7×7の表を作成し、重要なグループを左から順に並べていきます

④さらに各項目の中でアイデアを重要度順に並べると、表の完成です!

これらはあくまで一例です。グループの重要度やアイデアの重要度はその時の状況で変わってきます。

例えば、要望が多いものがあれば「要望の多い順」で考えなければなりませんし、金銭的に厳しければ「コストパフォーマンスの高い順」となり、表の最終形は人や団体によって様々です。
その辺りを踏まえて、オリジナルの表を完成させましょう。

さいごに

いかかでしょうか。
起業をした時、研究をする時、ビジネスに行き詰まった時、様々な場面で言えるのは問題や課題は決して1つではないということです。
そして、それらを同時に改善しようとするのは無謀なことです。

「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがあるくらいですからね。
そんな時に重要なことは優先順位をつけて1つずつ改善していくことです。
一見遠回りのようなことが1番の近道であることはよくある話です。

これを機に是非ミーティングなどにセブン・クロス法を取り入れてみてください。
問題や課題に直面した際に、この記事が役に立てば幸いです。

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