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2020年には運転手がいなくなる?ロボットタクシーが実現する未来とは

なぜ日本のTAXI料金は高いと感じるの?

日本でタクシーに乗ると「料金が高い」と感じる方もいると思います。

その一方で、海外、特に東南アジアなどでタクシーを使う機会がある方は、料金の安さに驚くかもしれません。

 

車の車両価格は、シンガポールなどの特別な税制を採用している国以外では、大きく変わりません。

燃料であるガソリンも中近東のような国から特別な補助が出ている国を除けば、極端に違うことはありません。

それではなぜ日本のタクシーは高価格になってしまうのでしょうか?

 

タクシーを運営する上で大きなコストで残っているのは人件費です。

他国と比べて人件費が比較的高い日本では、タクシー料金が高くなってしまうは、致し方がないことなのです。

東京オリンピックには実用化?無人タクシー

運転手が不要なタクシー、これを実現しようと計画をしている会社があります

ロボットタクシー株式会社は自動運転の技術を取り入れ、運転手不在のタクシーの開発・実用化を目指している会社です。

 

この会社はロボットベンチャー企業のZMPとDeNAの合弁会社として誕生しました。

ロボットタクシーは、過疎化や高齢化が進み鉄道・バスが廃線になってしまった地域でも、病院や介護施設へ手軽に移動できるように無人タクシーを普及させるビジョンを持っています。

また、2020年の東京オリンピックでは海外から多くの観光客が来日することが予想されますが、ロボットが複数の言語で観光客を案内し、最先端な無人運転の技術を体験してもらうことを視野に入れています。

自動車メーカーからのラブコールを振って、DENAを選ぶ

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出典:bizzine.jp

ロボットタクシーの技術面を支えるZMPは2001年に創業し、2005年に世界初となる家庭用人型ロボット“NUVO”を発表した実績を持つ会社です。

ロボットタクシーの開発の原点は、創業者の谷口恒代表取締役社長が、ある会合で「今のロボットは役立つのか?何に使われるのか目的が無い」と言われ、ショックを受けたことでした。

 

Googleなどが実験を行っているドライバーレスカーですが、この技術のきっかけになったのはZMPが開発した自立移動の機能を保有する音楽ロボ“Miuro”だと言われています。

この“Miuro”にはリモコンでロボットを操作し道のりを記録すると、毎日同時刻に音楽を流してくれる機能がありました。

この自立移動技術を応用し、ZMPは“RoboCar 1/10”の自動運転に成功します。

鉱山や畑で無人の大型ダンプカーや農耕機が自動運転されているのをテレビ等で見たことがあるかもしれませんが、この技術もZMPの技術に流れを汲んでいます。

 

このように、高い技術を持ったZMPのもとには自動車メーカーからの提携依頼が殺到しました。しかし谷口氏が選んだのはDeNAでした。

独立性を重視した谷口氏は、自動車メーカーと対等の立場で付き合いたいと考え、DeNAを選んだと言います。

 

谷口氏は、ZMPを自動車メーカーと対等に付き合っている部品メーカーである「ボッシュ」や「コンチネンタル」のような会社にするのが理想であると語ります。

一方、DeNAは今までの製造原価で稼ぐ時代から、サービスモデルで稼ぐ時代に変わっていくとの思いから、ZMPと組むことを決断しました。

ロボットタクシーの普及に伴い交通弱者が気軽に移動出来たり、ビジネスマンが移動中にも仕事を行えるようになり、大きな需要が見込めると考えています。

 政府も実用化へ後押し

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出典:robottaxi.com

ロボットタクシーの実用化について、東京オリンピック開催の2020年を目標にしている同社ですが、70%の確率で間に合うと見込んでいます

政府も国家戦略特区での実証実験を支援や法令の整備で早期実用化の後押しをしています。

 

世界中の自動車メーカー各社がしのぎを削る自動運転システムは、最近急速に注目を浴びています。

しかし私たちがメディアを通して目にするのは、自動運転の機能は作動しているにもかかわらず、運転席に人が座っているものです。

ZMP社の無人運転という一歩先を行くシステムは、映画の世界の乗り物を彷彿とさせます

東京オリンピックで無人運転を実現出来れば、日本の技術を世界にアピールする絶好の場になることでしょう。

国中の期待を背負ったZMPならびにロボットタクシーに、今後も目が離せません。