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取締役?社長?CEO?会社の重役について整理

取締役?社長?CEO?

会社には「社長」「代表取締役」「会長」「取締役」など、様々な経営陣が関わっています。

しかし、それぞれがどのような意味を持っているのか、正確に理解できている人はそれほど多くはないかと思います。

そこで今回は、会社経営にかかわる役職のキーワードを見ていきたいと思います。

「社長」は正式には認められていない?

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出典:www.rowlanddesign.com

みなさんが会社のトップを表すものの中で最もよく耳にするのは、「社長」ではないでしょうか。

しかし、「社長」という単語は会社法では認められていないのです。会社法で認められているのは「代表取締役」のみです。

全て同じ意味のように思われますが、厳密には違う概念を示しています。

社長

「社長」は職責上の地位を示します。会社が定める職制において、第三者に対して会社を代表するとともに、会社内部で業務執行を指揮する役職のことです。

社内の内規で自由に定められるものであるため、会社法上の意味合いはないと言えます。

一般的には、株式会社では代表取締役もしくは代表執行役を社長とし、また持分会社では代表社員を社長としています。

代表取締役

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出典:www.atbc.co.za

「代表取締役」は、商業登記された人が名のることができる地位です。取締役の中で代表権を持つ人を指します。

定款により取締役の人数が定められており、その取締役の互選によって代表取締役が決定します。

役割としては、会社を代表して契約をしたり、会社の業務を執行するなどがあります。

中には、「代表取締役社長」「代表取締役会長」と名乗る場合もあり

会長

”社長よりも偉い”イメージがある「会長」。

「会長」は、社長を退いた人の名誉職となる場合が多いようですが、代表権(代表取締役会長)をもつ場合もあります。

しかし一方で、代表権を持たない「会長」は、実態が伴わずに”名誉職”と言われることもあります。

取締役とは?

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出典:www.worldvision.ca

日本においては「社長」と表されることの多い代表取締役ですが、「取締役」とはいったいどのようなものなのでしょうか。

取締役は、取締役会設置会社において、業務執行の意思決定や取締役などの職務執行の監督機関である取締役会を構成する一員です。株式会社では必ず置かなければいけないものです。

株主総会で選任され、人員は3人以上です。任期は2年を超えることができません。

社長や会長、専務、常務、取締役というように、多くの呼び名がありますが、法律的に決まっている役職名では、全員が「取締役」となります。

アメリカの企業での役職は?

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出典:www.chigai.org

アメリカなどでは日本と違った役職が存在しています。しかし、近年では日本企業でもそのような方針で役職をつけている会社もあります。

CEO(Chief Executive Officer)

CEOは最高経営責任者を指します。

会社のトップであることに変わりはありませんが、代表取締役とは経営の方針が異なっています。

CEOは、米国型の株式会社で主に使用されています。そこでは、取締役会で経営の大枠だけを決定し、個々の業務戦略や業務執行は執行役と呼ばれる人に任せる制度を取っています。

そのような方針をとっている会社では、CEOという役職をつけている場合があります。しかし、CEOには法的な根拠はありません。

COO(Chief Operations Officer)

COOは最高執行責任者を指します。

CAO(Chief Administrative Officer)

CAOは最高総務責任者を指します。

CFO(Chief Financial Officer)

CFOは最高財務責任者を指します。

CLO(Chief Legal Officer)

CLOは最高法務責任者を指します。

CTO(chief technical officer, chief technology officer)

CTOは最高技術責任者を指します。

 

いかがでしたか?

最近では、「代表取締役社長 CEO」という役職を名前の前に置く会社のトップもいます。

とのときには「なぜ同じ意味の言葉を並べているのだろう?」と思わないようにしてください。

しっかりとそれぞれの言葉の意味の違いを理解していれば、その会社の経営の方法が見えてきます。

それぞれの言葉の意味が曖昧になったときは、ここで確認してみてください。