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O2Oでネットからリアルへ!事例5つと今後の課題

「O2O」とは?

O2Oとはオンライン・ツー・オフラインの略称で、オンライン(インターネット)での活動がオフライン(リアル店舗)への来店に誘導する施策のことです。

 

これまでは、web上でクーポンを発行することでリアル店舗に来てもらうというクーポン型や、商品を買いに行く前に価格比較サイトを調べて購入するお店を選んだりする行動が主流でした。

最近ではfoursquareなどの位置情報サービスによって、積極的に店舗の認知や来店を促したりすることなどがO2Oのトレンドになっています。

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出典:https://moduleapps.com/mobile-marketing/japanese-o2o/

さらに、SNSなどのソーシャルメディアの普及により口コミでキャンペーンが広がりやすくなったこともO2Oを後押ししている1つの要因だと言えます。

「Facebookで繋がっている友達のキャンペーンが面白そうなのでアクセスしてみた」といった形で情報が広がっていくことも少なくありません。

 

またO2Oは、マーケティング結果の効果測定がわかりやすいことが特徴です。

例えば、オーナーは実店舗にお客様が持ってきたクーポンの枚数を数えればいい訳ですので、どのくらいの効果があったかは一目瞭然です。

O2Oの事例紹介

それでは、各社がどのようなO2Oサービスを提供しているのか、見ていきたいと思います。

O2O事例①無印良品ネットストア

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出典:http://ameblo.jp/cocoalohana/entry-11727881035.html

良品計画のECサイト「無印良品ネットストア」では、実店舗で(オフライン)で使えるオンラインのクーポンを期間限定で発行し、店舗に誘導する仕組みで実績を上げた事例があります。

マスコミに掲載されていないオトクな商品や、店舗で見つけにくい商品をFacebookやTwitterで紹介しており、この効果はECサイトよりも実店舗での売上に結びついたそうです。

スマートフォン向けの「タッチパネル手袋」が有名になったのは、無印良品のSNSが発信したのをきっかけに、全国の店舗で品切れになるほどの人気が出たからだと言われています。

他には、「無印良品といえば、◯◯◯」というテーマでメッセージを投稿すると10%オフになるクーポンを配布したところ、クーポンをダウンロードしたのは2200人で、そのうち40%以上に当たる約900人が実際に来店して使用しました。

その結果、客単価は普段の倍以上になり、大きな売上をあげることに成功しています。

O2O事例②avex beach paradise powered by 150630_UULA_486x280_n01

出典:http://avexbeachparadise.com/images/top/150630_UULA_486x280_n01.jpg

SNSを利用したo2oキャンペーンも最近増えてきています。特に文章を書かなくても画像の投稿だけでコミュニケーションがとれること、ハッシュタグで繋がる文化があるInstagram(インスタグラム)とo2oの相性は抜群だと言えます。

今年の夏には、由比ヶ浜にある海の家「avex beach paradise」では毎週末、全身白い格好をしている「東京HACH」が登場し、観客を楽しませました。

「#UULA」を付けて投稿を行うと、抽選でプレゼントがもらえるというキャンペーンも行っており、また、公式カメラで撮影された写真はWebサイトにもアップされる仕組みになっています。

この事例では、ユーザーの写真だけでなく公式カメラでも撮影しており、海の家の看板を入れることでブランドの認知にもつなげる狙いもあったようです。

O2O事例③セブン&アイグループ

インターネットから実店舗に送るのは、ユーザーだけでなく商品情報だという発想で成功したのはセブン&アイグループです。

この事例では、掲載商品数が多いECサイトの販売状況を分析して実店舗に活かしています。ECサイトで売れている商品を実店舗でも実際に販売した所、売上が120%〜130%上昇したという結果が出たそうです。

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出典:http://www.ぽぷろう.com

「ネットとリアルの融合」を掲げているセブン&アイグループはさらに“脂の乗ったサンマ”、“焼き立てのパン”、“5時からタイムセール”といった、まさに今、お客さまに見ていただきたい情報をリアルタイムに発信することができるアプリ「ぽぷろう」の導入を決定しています。

 

ここまでは大手企業の例を紹介してきましたが、ベンチャー企業のo2o事例も続々と誕生しています。

O2O事例④電通「スマポ」

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出典:https://www.smapo.jp

電通とスポットライトというベンチャー企業が業務提携し、開発されたスマートフォンアプリ「スマポ」は、消費者が参加企業の実店舗に“来店するだけでポイントが貯まる”というO2Oサービスです。

導入店舗は、大丸百貨店、ビックカメラ、ユナイテッドアローズ、マルイ、ファミリーマートなど、大手小売業を中心に広がってきています。

電通と提携することで、スマポは来店ポイントだけでなく、テレビのCMや番組、企業のウェブページなどで、製品情報に触れた時もポイントがもらえるようになりました。

電通とスポットライトはお互いの強みを組み合わせ、消費者の一連の行動ログをスマホを活用して記録・追跡しポイントを付与する仕組みを提供しています。

「O2O」の今後に要注目

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出典:http://www.greenbookblog.org/2015/10/28/the-modern-research-respondent-holding-their-attention-with-dynamic-questions/

o2oに関する様々な事例を紹介してきました。

今後のo2oの世界では、消費者のネットとリアルのあらゆる行動がビッグデータとして収集されていくようになっていきます。

うまく運用すれば、客数が伸びる・客単価が上がるなどの一方で、プライバシーの問題が浮上してくることになります。

o2oサービスを無料で使用できる代わりにどこへ行き、何を買ったかという個人情報を提供していることになりますので、企業は利用者へのデータ取得の事前の同意や利用許諾など、徹底する必要も出てくるでしょう。

そういった課題を乗り越え、これからビッグデータを上手に使った新しいo2oの事例が数多く生まれてくることを期待したいと思います。

 

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