ニケシュ・アローラ氏とは?

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出典:arukunews.jp
ソフトバンクの孫正義社長の後継者として名前が挙がっている、ニケシュ・アローラ氏。
技術者でありながら営業マンであり、マーケターとしても活躍してきた方です。
一昨年、ソフトバンクの孫社長が、自身の後継者候補としてアローラ氏の名前を挙げ、一躍日本国内にその名前が広まりました。
 
アローラ氏はもとはインドの生まれです。インドは現在、IT大国としての地位を築きつつあり、その発展は目覚しいものがあります。
そのインドでアローラ氏は大学を卒業しました。専攻分野は電気工学であり、卒業時には学士を取得しています。
 
卒業後はアメリカにわたり、その後は理学修士や経営学修士(MBA)を取得。理工系に通じながらも経営についての知見も身につけたのです。

ニケシュ・アローラ氏の華麗なる経歴

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出典:www.jiji.com
アローラ氏は元Googleの社員であり、マーケティングや営業などを歴任してきました。これについては、孫社長がアローラ氏の名前を挙げた直後に、知られることとなりました。
 
さらに、アローラ氏は技術者でもあり電気工学の分野では学位を持っています。つまり、マーケターでありながらエンジニアでもあるのです。
その経歴を生かし、Google入社前は通信分野で活躍してきました。ドイツの大手通信会社では最高マーケティング責任者(CMO)を務め、役員も経験してきました。
 
2014年にソフトバンクに入社。その後は同社のインターネット分野の総責任者やヤフーの取締役副社長を歴任し、現在はソフトバンクグループの代表取締役副社長に就任しています。つまり、現在は孫正義氏に次ぐNo.2なのです。
もともと電気や通信分野を知り尽くしているアローラ氏は、なるべくしてNo.2になっています。これは、ソフトバンクにとって大きな強みと言えるでしょう。

ニケシュ・アローラ氏と孫正義氏

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出典:twitter.com
アローラ氏と孫社長は、ソフトバンクグループのアカデミーである「ソフトバンクアカデミア」のセミナーで、これからの時代の起業家像について対談しています。
その中で、未来のコンピュータはどうなるのか、コンピュータ自身が自分で動く日が来るのか、今後会社はどう変化するのか、などについて具体的に語っています。
その内容を見ると、この両者が今後の経営戦略や事業プランを相談したりしているようにも見えます。
お互いがお互いをかなり強く信頼していることが見て取れます。
対談記事はコチラ

最後に

アローラ氏は今後のITや通信産業に大きな可能性を見ているのではないかと思います。
そうでなければGoogleという世界的に巨大な組織を離れてソフトバンクに来ることはなかったでしょう。さらに、ソフトバンクの事業や今後の展望にも強い大きなポテンシャルを感じているはずです。
一人ひとりがもっと大きなことを成し遂げられるように、アローラ氏はこれから様々な施策を打ち出してくることでしょう。
そういった、アローラ氏の行動力やセンスを買い、孫社長が後継者として名前を挙げたのではないかと思います。

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