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実家を工房に改装!退路を断ち京都宇治で洗願石鹸を製造販売するmonlierre・村田尚美代表とは【wakrak連携企画④】

わくらく連携企画第4回のインタビューは、株式会社monlierre代表取締役の村田尚美さんにお話を伺いました。

(インタビュアー:三根早苗、撮影者:高田梨菜)

経歴

神戸大学卒業。宝酒造㈱で本みりんの販売促進企画を担当。有機本みりんの発売に携わり有機食品に興味を持ち、農水省登録認定機関㈲OCIAジャパンへ転職。有機食品の検査/判定/認証に携わる。

自身の肌荒れがきっかけで石鹸作りを始め、日本フレーバーフレグランス学院で調香/化粧品製造を学び、2014年「花乃蜜石鹸」を発売。現在は調香技術を生かし、天然香水調香講座も行っている。

事業内容

三根:事業内容を簡単にお聞かせいただけますか?

 

村田:京都の宇治で天然原料や有機認証原料を使った化粧品を製造販売しております。

京都産の生はちみつをたっぷり使った手作りの洗顔石鹸や、国産の椿油と有機認証原料だけを使った美容オイルやリップクリームなどを取り扱っております。

自身の肌荒れがきっかけ

三根:起業しようと思ったきっかけを教えて下さい。

 

村田:今から約7年前に、突然肌荒れになってお医者様に飛び込んだんです。

そうすると、「洗顔は固形石鹸でしなさい。つけるのは化粧水だけ。騙されたと思って2週間やってごらんなさい」と言われました。

その通りにしてみると、2週間を過ぎたあたりからみるみる肌質が変わり、肌荒れになる以前よりもいい状態になっていました。

「洗顔には固形石鹸」だと思い、ありとあらゆる石鹸を色々使っていく中で、私が石鹸に凝っているという話を友人たちが聞いて色々プレゼントしてくれたんです。

その中にオーストラリア産の手作りの石鹸があったんですが、それを使った時に「こんな石鹸があるんだろうか!」と使い心地の違いにびっくりしました。

その石鹸を買いたかったのですがお店が見つからずに、友人に相談すると「石鹸は手作りができるよ」と教えてくれたので、そこから自分で材料を選んで作り始めまし

当時は会社員だったので、週末毎に石鹸を仕込み、処方や作り方、原料を変えたりなどしては、私自身の肌で試してみたり友達に使ってもらったりと、楽しく作っていました

震災を経験し、起業を決意

三根:趣味を超えない人というのは多いと思うんですが、事業としてやっていくことを後押しをしてくれたものは何でしたか?

 

村田:私自身オーガニック食品の検査員をしてきたこともあり、ずっと食品分野に携わってきました。

食品ですと、大量生産のものもあれば、手作りのものも普及していますが、化粧品に関してはほとんどが大量生産のものばかりで、そういった手作りのものがあってもいいのかなという風にぼんやりと思っていました。

また、天然の原料だけを使ったものを、もっと沢山の人に使っていただけたらなと漠然と思っていました。

そんな中、2011年3月11日の東日本大震災の当時、私は東京におりまして、東京駅で帰宅難民になっていたんです。

それ以前にも神戸で地震に遭っていて、ひとつ間違えれば命を落としていたような状況だったということを振り返ると、「やりたいことがあるのなら今すぐやろう」と思いました。

その後会社をやめて、化粧品製造の専門学校に通い始めました。

工房にこもって試作を繰り返す日々

三根:自身で工房を持ち化粧品の認可も取られたということですが、どのような苦労がありましたか?

 

村田:まず最初に出したのは『花乃蜜石鹸』です。この商品を出すまでには色んなことがありました。

まずは、京都の実家を工房に改装したのですが、化粧品の製造免許を取るためには、薬剤師さんもしくは化学を専門的に学んだ方を雇い入れなければなりません。

しかし、お願いしていた方のご主人が転勤でお引越しをされることになり、それが分かったのは京都に戻る数ヶ月前でした。

その方がいなければ製造免許は取れない訳ですが、既に京都の実家は工房に改装済みで、全く免許が取れる見込みがないまま東京から京都に戻り、そこからお人を探しました。

ご縁があって京都に帰ってから3ヶ月後に見つかりましたが、その3ヶ月間は「開かないドアを無理に開けようとしているのではないか」と思いながら、1人工房にこもって試作をしていた時期が非常に辛かったです。

その時のことから思うと、今こうして商品を作ってお客様にお届けできているというのは本当に夢のようです。

石鹸を作るしかなかった

三根:辛い時期に支えとなったものというのは何でしたか?

 

村田:私は会社も辞めて専門学校に行き、東京から京都に戻り、退路を絶ってしまっていたので、石鹸を作るしかない状況にありました。

あとは、天然やオーガニック原料を使った商品を世に出したいという気持ちですね。

周りの沢山の人たちが支えて応援してくださり、お人を紹介してくださったのはとてもありがたかったです。

色んな人に、自分がやりたいことを言っていくのは本当に大事だとその時に思いました。

 

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三根 早苗

有限会社パワーエンハンスメント代表取締役。 女性の起業を応援する「わくらく」を運営し、約11年間で800名もの女性をサポート。

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