青色申告するなら領収書の保管が大切

青色申告するなら領収書の保管が大切

領収書はどんなシーンでももらいましょう。もらいすぎぐらいでちょうどいいかもしれません。レシートでもOKですし、万が一もらい忘れた、紛失した場合には、出金伝票にきっちり使途を記載すればいいのです。
もらった領収書はきちんと保管することが原則です。青色申告の場合、月ごとにスクラップブックに貼付け、通し番号としてナンバリングし、帳簿の各番号と合致させておくことが不可欠です。そうすれば申告の際に利用できるだけでなく、備忘録としてもいつ、何のために何を買ったか、一目瞭然で便利です。
とにかく、その年の収入に関わらず領収書は集めておくことが大切。収入が多い年は節税対策として、いつもより多くの領収書が必要に。収入が少ない年でも収支に関わらず、領収書は有益なので多く集めましょう。
なぜそれほど領収書が必要なのでしょうか。自営業者の場合、その年の収支で翌年の社会保険料が決定されるからです。節税対策を怠り領収書が少ないと、たとえ収入が少なくても赤字とはみなされず、翌年、高額の社会保険料を毎月支払わなければならなくなります。景気が良かった年は領収書が少ないと、支払いが少なかったとみなされ、翌年、やはり高額の保険料を請求されます。
さらに所得税、県・市民税の金額も収支に左右されます。収入が安定しない自営業者の場合、翌年、前年度より景気が悪くなることも予測できます。収入は減るのに高額の保険料や税金を払うのは大変です。未然に防ぐためにも領収書をきっちりともらい、保管しましょう。
領収書を集めたけれど、その先の処理に自信がない方は「確定申告代行サービス」がおすすめです。プロに任せるのもアイデアです。問い合わせしてみるのもいかがでしょう。

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