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カリスマ通訳者、プレミア・リンクス関谷代表の”成長し続ける”生き方

体力・気力が必要な同時通訳

国際会議に切っても切れないものが同時通訳です。国際会議に参加しているパネリストなどが、耳のイヤークリップを通じて同時通訳の声を聞いている姿をテレビ等で見たことがある方も多いと思います。

国際的に大きな事件が起こり、海外メディアの報道が生中継で流れることもありますが、このような時は外国語の声に被せて同時通訳者が日本語に通訳します。このような光景を見ていると、高いスキルが求められる仕事だと感じます。

専門的な用語がポンポンと飛び交う会話を、発言者と同じスピードで同時通訳していますが、やはり身体も脳も相当酷使しているようです。一般的に、1人が同時通訳を続けられる時間は、10-15分と言われています。長時間の会議でも、15分を目安に同時通訳者が交代することが慣例です。

高度な技術と集中力が必要な同時通訳の世界で、カリスマ通訳者と呼ばれているのが、今回紹介する株式会社プレミア・リンクス代表取締役の関谷英理子氏です。

数々の著名人の講演を同時通訳

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出典:gogakuru.com

国際的に著名な人物の講演で同時通訳を務めている関谷氏の経歴は、非常に華々しいものです。

幼少期は父親の仕事の関係でイギリスで過ごし、慶応大学卒業後、総合商社の伊藤忠商事でキャリアをスタートします。3年間、伊藤忠商事で仕事をした後、日本ロレアルを経て独立しました。

友人達とバイリンガルの家庭教師を派遣する会社を起業し、その後、通訳者や翻訳者を派遣する会社を立ち上げた関谷氏は、それと並行して、自身も通訳者・翻訳者としてのスキルを磨き、重要な講演や会議で同時通訳者として活躍してきました。

アル・ゴア米国元副大統領、ダライ・ラマ14世、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ、マーケティングの第一人者、フィリップ・コトラーなど、同時通訳を行った著名人のリストは大物揃いです。

 

しかし、その華々しい経歴の裏には大きな苦労があったと、関谷氏はインタビューで語っています。

通訳の仕事の9割は、本番へ向けた準備や日ごろの勉強。コツコツ努力出来なければ、本番で成果を出すことは出来ない”という考えのもと、日々努力を続けてきた結果、今があるのです。

帰国子女で、その後も英語に触れてきた関谷氏は、伊藤忠商事へ入社する前、英語には自信があったそうです。しかし社会人になり、リアルなビジネスの場で、自分の英語が役に立たないという事態に直面しました。

ビジネスシーンでの言い回しは、日常会話のそれとは大きく異なるためです。そこで関谷氏は、ビジネスの現場でそのスキルを磨きます。また大企業でどのように周りを巻き込んで仕事をしていくかを学ぶことができた点も、起業後大きく役にたったようです。

起業してから、順調に自分のスキルやビジネスを拡大して行った関谷氏は、NHKラジオで「入門ビジネス英語」の講師をしたり、英語の参考書を多く執筆したりと、活躍の場を広げています。

スタンフォードのビジネススクールに入学

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出典:toyokeizai.net

このように、様々なところで活躍する関谷氏ですが、さらにスキルアップを考えた彼女は、次の一手を打ち出したのです。

関谷氏は仕事を続けて行く上で、ビジネスパーソンとしても人間としても成長し続けることが重要だと考えます。会社運営や通訳者としての業務が多忙な中、関谷氏は一大決心をしました。それは、ビジネススクールで学ぶことでした。

スタンフォード大学のビジネススクールには、ミッドキャリアの人々が世界から集まって来ます。彼女はその中で、MSxと呼ばれるプログラムを受けることに決めたのです。

Master Of Science in Management(経営学修士)という学位が卒業生に付与されるこのプログラムは、起業した会社を大企業に売却した人間や、大企業に長年勤務した人達が学生となる場。教授陣も魅力的で、クラスメイト達から刺激を受けられる点も、このプログラムを選んだ理由のようです。

まとめ

関谷氏のビジネスパーソンとしての軌跡をみると、「常に現状に満足せず、自分を成長させて行く」という一貫性のある行動をしているように思えます。

通訳者として世界の一流のビジネスパーソン達と接触し、彼らから刺激を受ける環境もあったとは思いますが、その行動力、実行力は目を見張るものがあります。

その実行力は学ぶところが大きく、私たちの生活にも応用できる部分はあるはずです。