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ハワード・シュルツ スターバックスを復活させた経営者の名言3選

ハワード・シュルツ

ハワード・シュルツ氏という名前には聞きなじみがない方でも、彼がCEOを務めるスターバックスのラテを飲んだことがない人はいないのではないでしょうか。
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出典:www.emaze.com/@AFZIWORF/HOWARD-SCHULTZ
シュルツ氏は世界的なコーヒーショップチェーン・スターバックスコーポレーションの会長兼社長兼最高経営責任者です。

シアトルのダウンタウンにあった小さなコーヒー豆専門店を、世界中に1万7000店以上を展開するコーヒーチェーンにまで成長させた功労者です。

ハワード・シュルツ氏について

ハワード・シュルツ氏は29歳の時に、1971年創業の当時はまだ小さい小売店だったスターバックス社にマーケティング責任者として入社します。

翌年、イタリアを訪れた彼は、運命を変えることになる小さなエスプレッソバーに入ります。
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出典:blog.friendlyrentals.com/en/rome/nightlife/best_clubs_bars_rome-posts-220-6_3475.html

カウンターの向こうからは気さくに声がかかり、バリスタは優雅にエスプレッソを注ぎ、店全体がなんとも言えない心地良い雰囲気に包まれていました。

その雰囲気とそんなバーがイタリア中の至るところにあることにシュルツ氏は強い感銘を受けます。

ここはただコーヒーを飲むだけの場所ではなく、この場にいることに“素晴らしい価値”があるのだ、と。

しかし、当時のスターバックス社はコーヒー豆を売るだけの事業しかありませんでした。

シュルツ氏は退社し、自らコーヒー店を立ち上げます。

シュルツ氏がイタリアで感銘を受けたように、その店は多くの人に感銘を与え、一躍人気店になりました。

そして、なんと翌年には、投資家から380万ドルを集めてスターバックス社を買収してしまったのです。

ハワード・シュルツ氏の生い立ちについて

恵まれた環境で育った創業者・CEOも多い中で、ハワード・シュルツ氏は苦労人として知られています。

ニューヨーク・ブルックリンの下層のブルーワーカーの両親の下に生まれ、苦しい暮らしの中で、補助も保障もない厳しい労働環境の中で働く両親を見て育ちました。
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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Northern_Michigan_University

そして、アメリカンフットボールの特待生としてノーザン・ミシガン大学を卒業、ゼロックスに入社します。

その後、雑貨会社で働いていた際に、コーヒーメーカーを大量に仕入れていたスターバックス社を知るのです。

ハワード・シュルツ氏の経営手法

ハワード・シュルツ氏の経営への思いは、お客様と従業員に対する“決断”に現れています。

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出典:www.mckinsey.com

特に従業員に対する思いは特別で、当時のアメリカ企業ではありえなかった手厚い福利厚生の導入に踏み切られたことからもそれが伺えます。

シュルツ氏は健康保険とストックオプション(自社株購入権)を週20時間以上勤務するパートタイマーにまで適用させました。

従業員自身の就業環境を気遣うこと、自社を愛する従業員を育てることの“決断”の背景には、苦労しながら働いていた両親の姿があったはずです。

また、一旦CEOを退いた後、世界的な不況に立ち向かうべく再びCEOとして舞い戻ったシュルツ氏は2008年には7,100店舗を一斉に閉店させるという驚きの“決断”をします。

バリスタの再教育とブランド力の向上が目的でしたが、数百万ドルにも及ぶ損失と多くの経営陣から非難を受けました。

それでもシュルツ氏が行ったこの“決断”は、「スターバックスはなんのためにあるのか」という問いへの答えを明確にし、周知のように経営をも回復へ導いたのです。

ハワード・シュルツ氏の格言

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出典:www.mckinsey.com

経営状態が悪いときの名言

いまの経営状態は最悪だ。でも、僕にはスターバックスをもっと大きくする志がある。ビジョンがある。だから安心してついてきてくれ。

ここまで明確に従業員に言い切れる経営者は世界に何人いるでしょうか?

時には嵐にぶつかるビジネスという大きな海を航海では、力強い言葉が私たちを照らす灯台になってくれるのです。

 

経営者と社員の関係についての名言

経営者が社員を取り換えが効く歯車のように扱えば、社員も同じような姿勢で経営者に対することになる。

社員は歯車ではない。彼らは人間であり、皆自分に価値があることを実感したいし、自分や家族の必要を満たすための収入も得たいのだ。

結局のところ、社員のひたむきな献身がなければ、スターバックスは繁栄することも顧客の心をとらえることもできない。

かつては日本でも会社=家族のような温かみを持った会社がほとんどでした。従業員が会社と経営を支えているということを知るハワード・シュルツ氏は、時に冷徹にも感じられる経営者が多い欧米でも珍しいタイプの経営者なのかもしれません。

 

勝利に関する名言

チーム内の一流選手、最高の技術を持つ経験豊かな選手でも土壇場になるとくじけてしまうことがある。

しかし、ときには技術も練習も一流とは言えない労働者階級出身の選手がチームに加わっている場合もある。コーチが土壇場で起用するのはこういう選手なのだ。

勝つことに執念を燃やすハングリーな選手は、いざというときに一流選手を凌ぐ力を発揮する。

貧しく、苦労した環境はハワード・シュルツ氏にとっては必ずしもマイナスではありませんでした。

貪欲に“勝利”を求めること、弱い立場に立つ者と同じ視点でモノゴトを見る力を得たことは、苦労を知るハワード・シュルツ氏ならではです。

ハワード・シュルツまとめ

いかがでしたか?

伝説の経営者との呼び声も高いハワード・シュルツ。

彼がそう言われるに至った理由は、彼の過酷なバックグラウンドにあるのかもしれません。