本田圭佑というサッカー選手

本田圭佑選手は、現日本代表の中心人物であり、名門ACミランで10番を背負う、サッカー界の中でもトップレベルのプレイヤーです。
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出典:www.soccermagazine-zone.com
そんな本田選手は独自な考え方やポジティブシンキング、またビッグマウスでも有名です。スポーツ番組での本田選手の特集で、彼に影響された方も多いのではないでしょうか。
 
サッカー選手として知らない人はいないであろう本田選手ですが、実は経営者としても活躍していることを皆さんご存知ですか?
 
この記事では経営者として活躍し、ビジネス界でも大きな目標と夢を語る本田圭祐氏から経営者としての極意をご紹介します。

本田圭佑は選手以外の顔も併せ持つ

先述したとおり、本田氏はサッカー選手以外の顔を持っています。
それはサッカースクールの経営者としての顔です。
本田氏は2012年から小学生を対象にしたサッカースクールを始めました。
そして、わずか4年でサッカースクール65か所、中学生のクラブ3つ、更に4ヶ月で高校生のユースクラブを誕生させ、日本最大級のサッカースクールを運営する経営者となっています。
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出典:soltilo.com
これはサッカースクール業界において驚愕の早さです。
 
そんな本田氏は2016年中に今度はアメリカ・ロサンゼルスでスクール事業を始めようとしています。
 
起業家として留まることを知らない本田氏は、なぜサッカー選手だけでなくビジネスにも進出しているのでしょうか。

本田圭佑はなぜビジネスも行うのか

なぜ本田氏はサッカー選手を続けながらビジネスをしているのでしょうか。
それは自分がやらなければならないという信念と、「ギブ&テイク」だと本田氏は言います。
本田氏は子供の頃、引退した元日本代表の釜本邦茂氏のサッカースクールに行った時、まわりの子供たちが釜本氏を知らなかったことにショックを受けたそうです。ちなみに、釜本邦茂氏は、京都府出身。1968年、メキシコオリンピックでは得点王を獲得し、2005年、第一回サッカー殿堂入りを果たしている方です。
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出典:youkifootball.seesaa.net
そして本気でサッカーを広めるには、子供たちに憧れられている『現役』の時に実行しなければならないとその時に思ったと言います。
 
また、『経営者として学んだこと』と『選手として学んだこと』を双方に生かせることもあるそうで、選手と経営者は本田氏の中でギブ&テイクの形が成り立っているというのです。

本田圭佑から学ぶ経営者としての3つ重要な視点

本田圭佑から学ぶビジネスに大切な要素を3つまとめてみました。

時間は有限

本田氏の口癖でもある「時間は有限」。本田氏は時間の大切さを知っているからこそ、事業のスピードを重要視しています。
実際サッカースクールの展開スピードは、これまでのスクールとは次元が違う速さでした。

リスクヘッジ

経営をする上で、どうリスクを回避するかが大切です。失敗を回避すれば成功が近づきます。
 
本田氏はリスクについてこう語っています。

"バランス感覚は当然大事。ただ冷静に見て、我々はまだベンチャー企業で失敗を考える以上に伸びしろがある。だから割合で言えば、80%は攻めの姿勢でいく。もちろんビジネスでは若干ブレーキをかけることや、挑戦する上での万全な準備も重要。とにかく、組織としていろんなアイデアを出しながら、基本姿勢は全体の力の8割は前にいく大胆さを持とう。日頃から会社の人間には、そう話している(日経ビジネス)。"

諦めず、前向きに

そして最後は本田氏のサッカー選手としての、ポジティブな考え方です。
 
失敗は最後に成功すれば過程に変わる』と、本田選手は述べています。
何が原因で失敗したのか、どうすれば上手くいくのかを徹底的に追求し、自分が決めたことを曲げずに突き進んでいくことが、時には必要となってくるのではないでしょうか。

 本田圭佑とビジネス

このように本田氏はビジネス界でも奢ることなくひたすら貪欲にその地位を上げています。
その裏には自分が大切にしている信念や考え方があるのです。
サッカー選手としての本田圭佑、経営者としての本田圭佑、両方から学べることはたくさんあります。
本田選手のような前向きな考え方、そして経営者としての本田氏のようなスピードや失敗のとらえ方、それらはあなたの作業や仕事に影響をもたらすことでしょう。

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