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「化学的な匂いは身体に悪い」ハンドメイドで自分に合った化粧品が作れるHALL(ハルル)・與儀春江代表【wakrak連携企画10】

わくらく連携企画第10回のインタビューは、エステティックサロンHALLの代表である與儀春江さんにお話を伺いました。

(インタビュアー:三根早苗、撮影者:高田梨菜)

経歴

自分自身が薬の副作用などで吹き出物ができた際に悩み、当時通っていたエステサロンで修業後、1989年に大阪市中央区にてエステサロンを開業。化粧品などでトラブルが多い方に「中身の分かる化粧品作りの大切さ」を伝えるために、2010年に「日本ハンドメイドスキンケア協会Ⓡ」同スクールを設立。

2013年、著書『手作りコスメ、だから美肌になる!』(BABジャパン)を出版。これを活かし、今後は「定額制スキンケアエステ」のビジネスパートナーを広げていくことを考えている。

27年間エステティックサロンを経営

三根:簡単に事業内容をお聞かせください。

 

與儀:エステティックサロンを27年前に始め、自分で手作りできるような化粧品を販売しています。

私は以前大病を患い、その時の副作用で顔中がおできだらけになってしまったんです。その当時のエステティックサロンはなかなか行けないようなすごく高い値段だったんですが、たまたま近所にフランチャイズ(以下、FC)のサロンがあったのでそこで施術を受けました。そうすると、どんどん改善していく自分にびっくりしました

当時は病気のために仕事をしていなかったのですが、そこのオーナーに「こういう仕事をしてみない?」と言われました。私自身は自分の肌も全然お手入れできず、化粧をしたまま寝てしまったりもしていたのに、「人のことをきれいにできるのかな?」という不安がありました。

ですが、人が好きなので、商売として考えてみようと思い、そこの先生にお世話になって始めたのがきっかけでした。

お金をもらっているのに「ありがとう」と言われる商売

三根:実際、エステの仕事をしてみてどうでしたか?

 

與儀:技術を覚えるのがものすごく大変でした。お客様の顔を見るというよりも流れ作業のように施術していました。

その中で、どんどんきれいになっていくお客様のから感謝されて、お金をいただいているのに「ありがとう」と言われる、こんな商売があるのかと思いました。

そのサロンで働き始める時には、先生に「1年でFCで独立させてください」とお約束しました。ともと商売人の娘だったので、「商売というものは面白い」という認識があったんでしょうね。

技術は慣れですので、いかに人数をこなすかというところなんですけれども、すごく不安だったのは「お客様を一から集めないといけない」ということでした。当時バブルが崩壊して財布の紐も固くなっていましたが、FCということでそこは少し安心だと思ってさせていただきました。

FCは自分のところの化粧品メーカーの商品を売らなければならないということもありましたし、当時やっていたエステはフェイシャルだけで、ボディもしていなかったので、自分たちがしたいことができないということがありました。

当時、アトピーの方がすごい増えた時期だったんですが、「アトピー」という病名もない時代だったので、どうしたらいいかわからないというのがありました。私自身もその時、手が真っ赤になって、「これはなんだろうな?」というのが自分の中にあった中で、ある日突然顔が真っ赤に腫れ上がったんです。お医者さんに行っても当時は全く何が原因かもわからない状況だったので、仕事に出れない状態が何日も続きました。

その時に、薬の副作用で肌荒れした時のことを思い出して、「もしかすると何かの化学製品が肌や身体を侵しているんじゃないか」ということが頭をよぎりました。そこから勉強を初めたのですが、FCだとそこの化粧品を売らなければいけないので、そのFCの方に「独立させてください」ということをお願いしました。

化学品を一切使わず、中身が見える化粧品を作りたい

與儀:顔が真っ赤に腫れ上がった時に、「そこの化粧品がダメなんだ」と思ってしまったんです。でも、お客さんの中にはどんどんきれいになっていく方もいらっしゃったので、どうしたらいいのか葛藤していました。ですが、お店は閉めれないし、生活もあったし、お客さんのことも大事だったので「どうしようかな」と思っていた時に、同じような化粧品を扱いながらなんとかならないかということで、色んなセミナーに行きました。

そこである人から教えてもらったのが、「化粧品は自分で作れる」ということでした。アロマで作れるのは聞いていたんですけれども、あまりアロマのことはわからなかったので、「メーカーの成分を使って自分の化粧品を作れないのかな?」と思っいました。調べていくうちに、「経皮毒」というキーワードが引っかかりました。

やはり化粧品の中にはそういうものが多々あるので、それを使わない、中身が見える化粧品を作りたいと思って作っていました。私は、プロのように化学品の処方や化学方程式は全く知らなかったのですが、化粧品の製造メーカーの方に協力していただき、色んなことを教えていただきました。普通、原料はエステサロンに卸してくれないんですが、そういったところも協力してくださいました。

原料を使って化粧品を作っていくんですが、本当に微々たる量しか入っていません。市販で売っているものの中にはいい香りがするものもありますが、化学的に作られる匂いはやはり身体にも悪いので、そういうものは使いたくないと思い、化粧水の素を作ったんです。素といっても一切防腐剤は入れていません。

なぜ防腐剤を入れていないのに保つのかというと、薬草がその代わりをしてくれているからなんです。その薬草を入れるために、何回も失敗して製造メーカーに何回もお願いしたり、すごく時間がかかりました。

 

三根:失敗の具体的なエピソードはありますか?

 

與儀:原料が強すぎて、私自身の顔が真っ赤になりました。最初の1ヶ月くらいはずっと真っ赤で、諦めようかなと何回も思いました。自分の肌で実験していたのですが、私は肌がそんなに強くはなく、トラブルが出たら「これはダメだ」ということがわかるので、まずは自分で人体実験していました(笑)

その中で、ちょっとでも簡単なものを作ればみなさんが使ってくれるんじゃないかなと思っていました。肌はいらないものは受け付けないんです。だからシワもたるみも化学薬品が原因で出てきている方も多いです。

なので、シンプルに、クリームの中にエキスを混ぜたら自分のオリジナル化粧品ができるというものを取り扱っています。「自分の化粧品が作れる」ということで、これを作ってから、お客様が離れることはなくなりました。

これをもっと広げたいなと思って、スクールを始めました。

 

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三根 早苗

有限会社パワーエンハンスメント代表取締役。 女性の起業を応援する「わくらく」を運営し、約11年間で800名もの女性をサポート。

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