> > > 大阪大学発ベンチャー、ファンペップが資金調達を実施〜高齢化社会の課題である外傷の感染を防ぐ〜
資金調達ニュース

資金調達ニュース

大阪大学発ベンチャー、ファンペップが資金調達を実施〜高齢化社会の課題である外傷の感染を防ぐ〜

2015年11月30日、株式会社ファンペップは、国立研究開発法人科学技術振興機構から資金調達を実施した。今回の資金調達は、科学技術振興機構の出資型新事業創出支援プログラムに基づくものであり、調達した資金は大阪大学発の機能性ペプチド等に関する技術シーズの研究開発資金に充当し、医薬品、医療機器及び化粧品等の幅広い分野での実用化に充てられる見込み。

 資金調達の決め手とは

今回資金調達を行ったファンペップは、大阪大学大学院医学系研究科の機能性ペプチドに関する研究開発成果 の実用化を目指すベンチャー企業である。

2009年のJST地域イノベーション創出総合支 援事業・シーズ発掘支援における「新規抗菌性ペプチドを用いた創傷治療剤の開発」による研究開発成果の実用化目指し、日々研究を行っている。

zu1

出典:http://www.jst.go.jp/pr/info/info1153/index.html

具体的には、大阪大学大学院の基礎研究によって分類上の所属を決定された血管内皮細胞の増殖作用を有し、かつ抗菌作用も示している「ペプチド AG30」のアミノ酸配列を改変することで、その機能を強化します。

この開発を進めることで、床ずれや難治性皮膚潰瘍の治療薬をつくることを、塩野義製薬株式会社と共に目指している

img001

出典:http://funpep.co.jp/businessmodel/

同社のビジネスモデルは、大学の機能性ペプチドの研究成果の中から、実用性の高いプロダクトについて共同研究を行い、シーズをインキュベーションすることで実用化への橋渡しを行うというものだ。

これに基づいて、医薬品、機能性化粧品及び医療機器として開発し、製薬企業等とのパートナリングにより、ライセンス契約料、ロイヤリティ収入を獲得することで事業を発展させていく仕組みになっている。

 

今回の調達は、国立研究開発法人科学技術振興機構の出資型新事業創出支援プログラムに基づいて行われた。

このプログラムは、科学技術振興機構の研究開発成果を実用化しようとする”イノベーティブなベンチャー企業”に対して、成長資金の供給や関係機関のネットワークを活用したサポートを提供することによって、実用化を通じた先端技術の社会への還元を推進するものである。

高齢化が進み、医療現場では外傷の感染は重要な課題である。その流れの中で、創傷治癒作用と抗菌作用を併せ持つユニークな特長を有する機能性ペプチドを医療現場へ活かすために研究に努めているファンペップに期待が寄せられた結果、今回の資金調達に至った。

osaka

出典:http://www.saijuken.com

近年、大学発ベンチャーが 至る所で注目を浴びつつある。

今回のファンペップにおいても、この資金調達を機に、さらにスピード感を持って実用化に向けて取り組んでいくことだろう。

高齢化が進む現在、機能性ペプチドの一刻も早い実用化を期待したい。

株式会社ファンペップ概要

株式会社ファンペップは、大阪大学大学院医学系研究科での研究開発の成果として創出された機能性ペプチドの実用化を行う大学発バイオベンチャーである。医薬品のみならず、化粧品から医療機器等まで、広範な分野への事業展開を計画している。

設立は2013年10月、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役社長は平井昭光氏である。

 

株式会社ファンペップについての詳細はこちら

プレスリリースはこちら

株式会社アントレプレナーファクトリー

Rina Takada

神戸大学経営学部卒業。SEOを中心に、メディアの改善に挑む。現在は東京に移り、LINE LIVEにおいて新たな挑戦を行う。

このオーサーに問い合わせする