> > > 「気持ちを解するテクノロジー」を開発する EmotionIntelligence、4億円の資金調達を実施
資金調達ニュース

資金調達ニュース

「気持ちを解するテクノロジー」を開発する EmotionIntelligence、4億円の資金調達を実施

2015年11月4日、感情を解析する人工知能を手がけるEmotion Intelligence株式会社は、株式会社DGインキュベーションおよびリード・キャピタル・マネージメント株式会社が運営管理するリード・グロース3号投資事業有限責任組合から、総額4億円の資金調達を実施した。調達した資金は、感情を解析する人工知能「Emotion I/O(エモーション・アイオー)」および、同エンジンを基幹技術として提供するECサイト向け購買行動解析・販促サービス「ZenClerk(ゼンクラーク)」の強化に充てられる見込み。

 Emotion Intelligenceの資金調達概要

6684_thumbnail_emoti

出典:http://www.thefreedomtrader.com/does-emotion-come-into-play-when-trading/

Emotion Intelligenceでは、「気持ちを解するテクノロジー」を開発している。「気持ちを解するテクノロジー」とは、人間の感情を察知し、行動を予測する技術である。人間の無意識の行動から心の揺らぎを検知することで、人間の感情と感情の変化を推測する。

行動から推測された感情に対して機械が何らかのアクションを提示し、そのアクションに対する人間の反応からフィードバックを得て、より高精度な解析・アクションにつながるよう学習していく。

 

Emotion Intelligenceが提供するサービスとして、Webブラウザ上のユーザー行動をリアルタイムに解析・パターン認識し、ユーザー行動を高い確率で予想する感情知能「Emotion I/O®」がある。

人工知能を活用した「Emotion I/O®」は、大量のユーザー行動のデータを統計的に取り扱うことで、リアルタイムで取得し難い「感情そのもの」の様子も、かなりの高い精度で類推することができるという。

スクリーンショット 2015-11-11 11.43.54

出典:https://www.emin.co.jp

この「Emotion I/O®」を使用したECサイト向け購買行動解析・販促サービス「ZenClerk(ゼンクラーク)」は、ECサイトを運営する上で欠かすことができないサービスとなっている。

察知したユーザーの「迷い」を、クーポンなどを配信して無くし、購買行動に繋げる。このクーポンは、人工知能・機械学習応用技術により、自動で上がってくるため、手間がかけずに売上がアップする。

今回の資金調達は、このサービスの強化に充てるために行われたものだが、これに対してEmotion Intelligenceの代表はこう述べている。

DGグループ様は特に日本から海外に進出しているベンチャー企業への投資に定評があり、当社の海外展開におけるサポートを期待しております。また、現在の当社の主力クライアントはECサイト事業者様であり、DGグループ様が保有する決済代行会社様や広告事業者様との連携も図れると考えており、その点から単なる投資家の枠を越え、事業パートナーとしてもベストな関係を築いていくことができると考えております。

また、リード・キャピタル様はEコマースやネットマーケティングにおける幅広い知見・人脈をお持ちで、当社サービスに対する理解が深く、「一緒に汗をかいてくれる投資家」だと感じております。当社では、サービス提供当初よりECユーザーの生の購買行動データを大量に蓄積し、様々なニーズを抱えた多数のクライアント様のCVR向上に貢献できるための十分な知見とデータ量・特徴量を保有するに至っています。この度、当社への理解と関わりの深い2社に出資をしていただくことで、基幹エンジンである感情を解析する人工知能「Emotion I/O」の開発を強化し、EC業界はもとより海外事業・他業種展開を視野に入れ、事業成長をさらに加速させていきたいと考えております

img01-1024x502

出典:https://www.emin.co.jp/blog/press/438/

資金調達が発表された2日後の6日には、この「Emotion I/O®」と、ソフトバンク・テクノロジー株式会社が保有するWebコンサルティング・分析サービス「SIGNAL」を中心とした技術を利用した共同事業・研究に関する基本契約に合意したことが発表された。また、「Emotion I/O®」を利用し、機械学習により感情データとして抽出して行動データとリアルタイムに連携させるデジタルマーケティングサービス「Emotion i」の提供を開始した。

ソフトバンク・テクノロジーは、10年以上のソリューション提供、200社以上への導入・支援実績があり、ビジネス課題解決をオンラインとオフライン双方のデータの分析・活用を支援する実績豊富なコンサルタントとデータサイエンティストが多数在籍している会社であり、今回の共同研究の成果に期待できそうである。

今後のEmotion Intelligenceの動きからも目が離せない。

会社概要

Emotion Intelligence株式会社は、気持ちを解するテクノロジーの探究によって人間と機械のインタラクション・デザインを行う会社。

設立は2011年5月、東京都渋谷区にあり、代表取締役は音田康一郎氏、桑山礎氏である。

 

Emotion Intelligenceについての詳細はこちら

プレスリリースはこちら

 

<PR>その税理士報酬適正ですか?何人でも税理士無料紹介「税理士ドットコム」