海外のスイーツが日本に進出し、日本人がこぞって列を作る。
この光景は今や珍しいことではなく、頻繁に見られるものとなりました。
今回は、今注目の元祖クロナッツを生み出した「ドミニク アンセル ベーカリー」について紹介します。

そもそも「クロナッツ」とは?

クロナッツとは、「クロワッサン+ドーナッツ」という発想から生まれた商品です。
もともと日本でもミスタードーナツが2014年4月に「ミスタークロワッサンドーナツ」3アイテムを発売しており、2015年3月末までにシリーズ累計4100万個を販売しています。
コンビニではサークルKとサンクス各店がクロナッツを商品化し、ローソンでは2015年3月の販売終了までの累計で1200万個売れたといいます。

「ドミニク アンセル ベーカリー」の魅力

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出典:http://dominiqueansel.com
 
同店を一躍有名にした「クロナッツ」は、米タイム誌の「2013年の最も優れた発明品25」のひとつに選ばれています。
また、2009年、2010年の「アメリカでトップ10のペイストリーシェフ」に名を挙げられるなど、さまざまな賞を受賞しています。
ヒュー・ジャックマンやレオナルド・ディカプリオなどのハリウッド・セレブも、一般人に交じって早朝から列に並んで購入しているといいます。
いまだに米においても行列が続く理由のひとつには、数量限定販売であること、毎月フレーバーを替え、同じフレーバーを二度と販売しないといった販売戦略もあるようです。
 
海外初出店となる日本では、限定フレーバーの「クロナッツ」をはじめ、「フローズン スモア」や「クッキーショット」など、日本にない独創的なスイーツを取りそろえています。
その一方で、今回の日本出店を機に、日本の茶室からインスピレーションを得たという個室をつくったり、「モンブラン ワガシ」という新商品が開発されたりと、より日本人に合うように工夫されています。
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出典:http://dominiqueanseljapan.com/food
 
気になる「元祖」クロナッツのお味は?
ひとくち食べて浮かんだ感想は「濃厚」。
生地の目が詰まっていてコシがあり、意外なほどしっかりとかみ応えがある。
さらにバターの味わいが濃厚なうえ、塩味が隠し味以上に効いていて、甘いだけのスイーツではないヘビーな力強さを感じるのだ(もしかしたらしつこいと感じる人もいるかもしれない)。
サクサク食べられる日本のクロナッツと違い、しっかりかみしめて味わいたくなるクロナッツだった

運営会社はアパレル企業?

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出典:http://www.cathkidston.jp/user_data/caths_cafe_top.php
 
「ビルズ」や「マックス ブレナー」「アイスモンスター」などの行列店を手がけるトランジットジェネラルオフィスとアパレル大手のTSIホールディングスが共同出資で設立したD.A.B. PASTRYが日本での事業展開を行っています。
TSIホールディングスは数多くのアパレルブランドを抱えており、その中でもルスチュアート」や「キャスキッドソン」などのブランドではカフェを展開するなどしてきました。
今回は、トランジットジェネラルオフィスとTSIホールディングスが共同出資で子会社の設立にまで至ったということで、この「ドミニクアンセルベーカリー」に大きな期待と可能性を見込んでいることがうかがえます。

まとめ
ふだん食べるなら食感が軽くて食べやすいミスタードーナツ、たまに気合を入れてしっかり味わいたいときならドミニクアンセルベーカリーかな”という人もいるというこの「クロナッツ」。
はたして、”スイーツ激戦区”に新たに現れた「ドミニクアンセルベーカリー」の実力は…?
どれだけ濃厚なのか、みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。
 
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