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クラウドサーバのDigital Ocean(米)、VCから37.2億円の資金調達に成功

アプリ開発者向けのクラウドサーバを提供するDigital Ocean(デジタルオーシャン)は、Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)から37.2億円の資金調達を行った。今回の調達で、事業拡大に合わせた技術者の増員を図る。

デジタルオーシャンはクラウドサーバ業界に長年いたBen Uretsky(ベン・ウレツキー)や他の共同創業者が2012年に設立した会社である。この分野でスタートアップが成功することは難しいと言われる中、彼らは競合との差別化を徹底的に調査し、ターゲットも個人や少人数のスタートアップに絞ることにした。彼らはメンターとのネットワークを得るため、Techstarsのスタートアッププログラムにも参加している。

彼らの仮想サーバの特徴はサーバの立ち上げが早いこと、料金が安いこと、そして操作がシンプルなことである。Dropletと呼ばれる仮想サーバは55秒で作成することができ、料金プランもメモリが512MB、SSDが20GBで月額基本料金500円(+0.7円/時)から始めることができる。さらにコントローラパネルの操作も直観的なものとなっていて、利用者のユーザビリティは高い。

彼らの一番の強みは何であろうか。それはデジタルオーシャンのコアバリューの1つでもある「Community」である。個人や少人数のスタートアップ企業にとって、欲しい情報がすぐ手に入るというのは非常に魅力的だ。このコミュニティでは、ユーザーが特定のアプリを動かすための秘訣やチュートリアルのようなものを共有し合い、さらには質問し合っている。この共有環境は今も拡大し続け、デジタルオーシャンにとっての強みとなっている。

ホスティングサービスを提供する会社は多い。だがアンドリーセン・ホロウィッツは、ディベロッパーの重要性に気付き、ディベロッパーのために考え抜かれたサービスを提供している点を評価したから大規模な投資を行ったのではないか。アンドリーセン・ホロウィッツは起業家出身のVCであり、彼らの取り組んでいる課題の大きさや意義にも興味を示したのであろう。デジタルオーシャンは今後も成長し続けることができるのであろうか。注目したい。

●Digital Ocean/プレス・リリース

https://www.digitalocean.com/company/blog/digitalocean-closes-37-2-million-series-a-led-by-andreessen-horowitz/