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MBAホルダーの医師が挑戦!名医検索サイト「クリンタル」で病院を外から改革する

医療版ミシュラン“clintal(クリンタル)”

今年もミシュランガイドで世界の名店が発表されました。ミシュランはその確かな歴史と正確さから、レストランを愛する多くの人から信頼されている存在です。

 

2015年、そんなミシュランの名医版とも言える新しいサービス“クリンタル”が日本で誕生しました。このサービスでは、自宅の近くの名医を手軽に探すことができます。

医師が立ち上げた株式会社クリンタル

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出典:clintal.com

株式会社クリンタルは2015年5月に立ち上げられたばかりのサービスです。このサービスの特徴は、「患者が自分の症状から医師の中でも選りすぐりの名医だけを選択」することが可能な点です。

 

多くの人が自宅や勤務先から近いという理由だけで病院を選ぶ中、クリンタルは無料で患者自身の疾患に適切な名医を探すことができます。さらに、有料のプレミアムサービスを使えば、自身の症状や地域から最適な受診先を案内までしてくれるサービスを行っています。

海外MBAを持つ医師・杉田玲夢氏

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出典:www.gratisography.com

株式会社クリンタルで社長を務める杉田氏は1981年生まれの眼科医です。東京大学医学部を卒業後、研修医時代に出席したその病院の業績説明会が、杉田氏にとって臨床ではない医療の世界を目指すターニングポイントになりました。

 

医師からも患者さんからも評判の良かったにも関わらず、その病院は数億円もの赤字を10年以上出しながら経営を続けていたのです。

 

普通の会社ならとっくに倒産しているような状況ですが、病院という公共性が高い事業故、なんとか存続しているという状況を目の当たりにします。その病院だけではなく、多くの病院が赤字を出している状況が、杉田氏をビジネスの世界に呼び込みました。

 

杉田氏は「日本の病院をなんとかしたい」そんな思いに共感してくれたイーソリューションズにシニアアソシエイトとして入社し、2010年には渡米されデュークでMBAを取得します。その後ボストンコンサルティンググループで多くの病院のコンサルティングに従事しました。

 

起業後の杉田氏の目標は“全ての人がより良い診療を受けられる世界”です。まだまだ患者にとっては閉ざされた世界でもある病院を見える化することで、病院自身の活性化や患者自身にとってのより良い医療を提案しようとしています。

自分にぴったりの医師を求めて

インターネットで病院を探した時、どこを選べばいいのか全く分からなくなったという経験は、意外と多いのではないでしょうか?

 

食べログに代表される口コミランキングは、ビジターからのリアルな意見が見れるというメリットがありつつも、その正確さや個人の感想の度合いは様々です。

 

特に病院の口コミを見ても、自分に合っているのか、その医師が自分の疾患のスペシャリストなのかどうかは患者からの判断は難しいのが現状です。

 

また、逆に名医だけが持てはやされ、かかりつけ医が減るという状況にも杉田氏は警鐘を鳴らしています。そんな現状に一石投じた株式会社クリンタルのサービスは、医療の大切さがこれからますます重要になってくる日本においても、大事な役割を担うサービスではないでしょうか。今後の展開に期待です。