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資金調達ニュース

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アクアセラピューティクスが総額5億円の資金調達〜これまでは治らなかった疾患を治す、核酸医薬を開発〜

2015年9月11日、株式会社アクアセラピューティスクは株式会社産業革新機構、三菱UFJキャピタル株式会社、ニッセイ・キャピタル株式会社及びSMBCベンチャーキャピタル株式会社がそれぞれ運営する投資ファンドから総額5億円の資金調達を行った。調達した資金は、アンメット・メディカル・ニーズ(まだ満たされていない医療上の必要性)の高い疾患に対する新規核酸医薬品の実用化を目指して研究開発に充てられる見込み。

ライターの視点

アクアセラピューティスクが開発を行う核酸医薬は、これまでの低分子医薬品抗体医薬品などとは全く異なる作用を持つことから、これまで治療が困難であった、がん、遺伝性疾患、あるいはインフルエンザのようなウイルス感染症などへの適用が期待されている。

しかし、技術的な課題も多く、世界的に核酸医薬品の開発は思うように進んでいないという。

そこでアクアセラピューティクスは、様々なハードルを打破する技術を集結し、れまで有効な治療薬がなかった疾患に対する医薬品の開発を推進していく。その第一歩として、眼科領域における様々なアンメット・メディカル・ニーズ(まだ満たされていない医療上の必要性)に挑戦している。

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出典:http://www.aqua-therapeutics.com/diabetic_retinopathy/

資金調達の決め手としては、これまであまり進んでいなかった核酸医薬品の開発を行っていることが挙げられるだろう。中でも、眼科領域に特化している点も評価されているのではないかと考える。

日本における視覚障害の総経済コストは眼科一般診療費の約8.8倍である8兆8,000億円にものぼり、今後、増加するという予想もある。また、視覚障害者の半数は70歳以上、72%が60歳以上との疫学もあり、高齢化社会における問題の一つと考えることもできる。

この予防や治療により視覚障害者数を減らすことは、患者個人のQOL(Quolity Of Life)の改善だけでなく、視覚障害から生じる総合的なコストを減じ、日本経済の生産性にも大きく貢献することができる。

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出典:http://www.aqua-therapeutics.com

アクアセラピューティスクは、今回調達した資金により新規核酸医薬品の実用化に向けた開発を進めていくそうだ。

患者だけではなく日本、さらには世界に対して、貢献しようとチャレンジを続ける同社。

世界における核酸医薬品開発の先駆者になることができるのだろうか。今後に期待が高まる。

会社概要

株式会社アクアセラピューティクスは、核酸化学に強い技術基盤を持つボナックが独自に開発したプラットフォームを用い、これまで有効な治療薬がなかった疾患に対する核酸医薬の開発を推進している。

設立は2012年3月19日、本社は兵庫県神戸市中央区にあり、代表取締役は吉川寿徳氏である。

 

アクアセラピューティクスについての詳細・プレスリリースはこちら

 

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