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資金調達ニュース

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駐車場シェアサービス「akippa」、6億円の資金調達を実施し、2017年中に業界No.1へ

 

概要

1月29日、駐車場シェアサービスのakippa株式会社は6億円の資金調達を実施したことを発表した。調達先はグロービス・キャピタル・パートナーとトリドール、朝日放送、ディー・エヌ・エーの4社。今回の増資により、累計調達額は約9.5億円となる。調達した資金は人材採用やPR、駐車場獲得のための施策に充てられる見込み。

プレスリリースはコチラ

資金調達の背景

Group of business people assembling jigsaw puzzle and represent team support and help concept

出典:www.zlien.com

2014年の資金調達の記事を書いたとき、まだ「シェアリングエコノミー」という言葉は世間一般に浸透しているとは言いがたい状態でした。しかしその後、様々なシェアリングエコノミー型サービスが登場し、今ではメディアに取り上げられない日がないほど、注目を集めています。

今回の増資はグロービス・キャピタル・パートナー、トリドール、朝日放送、ディー・エヌ・エーの4社ですが、中でも関西拠点の会社が2社入っているところに着目しました。

朝日放送は投資子会社であるABCドリームベンチャーズを通じた出資です。akippaへの出資は同ファンドの1号案件であり、かなり期待が寄せられていると思います。また、「丸亀製麺」や「長田本庄軒」を展開するトリドールは神戸本社の会社です。

「トリドールさんは事業シナジーを期待しているというより、関西の企業として応援してもらっています。DeNAさんは4度目の出資を頂いているので、事業を加速する部分を期待していただいています」(akippa・金谷代表)

関西発の企業に、多くの方が期待しているのが伝わってきます。

シェアリングエコノミーに対する評価

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出典:www.nbtworld.com

世間だけではなく、近年、国もシェアリングエコノミーに注目しています。平成27年版の情報通信白書ではシェアリングエコノミーが特集されていて、国内外の事例を紹介しています(akippaも紹介されています)。

ただ、総務省の調査では、シェアリングエコノミーへの理解の低さが表れています。例えば海外シェアリングエコノミー型サービスの利用意向について、7割以上が否定的(「利用したくない」「あまり利用したくない」)な回答をしています。

また利用したくない理由として「①事故やトラブル時の対応に不安があるから」「②個人情報の事前登録などの手続きがわずらわしいから」が多いという結果が出ました。

もちろん一括りにシェアリングエコノミーと言っても、AirbnbやUberのサービスとakippaを同列で考えるのは違和感があります。しかし、今後の更なる普及を考える上で、重要な要素を含んでいることは間違いありません。

駐車場シェアサービスに関して言えば、上記のサービスより①は心理的ハードルが低そうですし、②もakippaの場合、たった5分で登録申し込みができるので問題ないでしょう。

今後の展開

スクリーンショット (591)

出典:akippa.co.jp

現在、時間貸し駐車場事業者として業界3位に位置するakippa。最後に今後の成長ビジョンを伺いました。

「現在akippaは4,410の駐車場拠点を有しています(2016年1月時点)。今後は2016年10月に10,000拠点、2017年10月に17,000拠点となるペースで進めています」(akippa・金谷代表)

2017年中に業界No.1となるべく計画を立てているようです。先日も愛知宅建サポート株式会社との連携など、駐車場確保のための施策を展開していくでしょう。

「私達がやっていきたいと思っているのは、マインドシェアを取るということです。駐車場検索するならakippaという形を取れるようにいろんな情報を載せていきたいと思います。また、駐車場を予約できることを当たり前にしたいです」(起業tvインタビュー)

2015年12月にはシェアリングエコノミー協会が立ち上がり、日本でもますますシェアリングエコノミー型サービスの普及が加速しそうです。

もうすぐ駐車場検索=akippaの時代となりそうです。今後の展開に期待しましょう!

akippaのサービスの詳細はコチラ

株式会社アントレプレナーファクトリー

Yuta Sugano

立命館大学経営学部卒業。12年神戸大学大学院経営学研究科入学、14年アントレプレナーファクトリー入社。

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