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あのポスト・イットをつくった3Ⅿから学ぶ、イノベーションを生み出す企業文化

ポスト・イットを生み出したイノベーター、3Ⅿ

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出典:lohaco.jp

メモに便利なポスト・イット。仕事やスケジュール管理、もしくは授業などでも使ったことがあると思います。

簡単に書いて貼って、すぐにはがせるポスト・イットはアイデアを生み出すときにとても便利ですよね。

 

そんなポスト・イット自体も1つのイノベーションでした。

今となっては当然のように使っているポスト・イットも、偶然の産物と試行錯誤の結果生まれたのでした。

 

ポスト・イットを生み出したのはアメリカのメーカーである3Ⅿです。

3Ⅿは、ポスト・イットの他にも様々なアイデア商品を生み出しています。

今回は、3Ⅿがどのようにしてイノベーションを生み出し続けているのか考えていきましょう。

3Ⅿってどんな会社?

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出典:3mcompany.jp

3Ⅿは1902年にアメリカで設立されました。

もともとはミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリングという会社名で、鉱山関連事業の会社として始まります。

しかし今では、化学製品、キッチン用品、文具、自動車部品、エレクトロニクスなど、様々な事業を展開しています。

 

このような事業展開を行うコングロマリットとしての在り方は、多くの経営学者の研究対象となっていて、いくつかの書物も出ています。

そのうちの1つである『ビジョナリーカンパニー』に以下のような文が書かれています。

 

“今後50年間、100年間、成功を続け、環境の変化に対応していく企業を1社だけ選べといわれれば、わたしたちは3Ⅿを選ぶだろう”

 

環境が変化しても、ただひたすらにイノベーションを求め続けることで、3Ⅿは成長していきます。

 

では、3Ⅿがイノベーションを生み出し続ける仕組みとはどのようなものなのでしょうか。

汝、アイデアを殺すなかれ-3Ⅿの企業文化-

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出典:irasutoya.com

 

“汝、アイデアを殺すなかれ”

 

これは、モーセの十戒になぞらえて11番目の戒律と呼ばれる3Ⅿの企業文化を表す言葉です。

 

社員一人一人のアイデアを尊重し、積極的に挑戦することを助けることが、3Ⅿの理念であり、企業文化なのです。

この理念を支える具体的な文化を紹介します。

 

15%カルチャー

これは、業務時間の15を、ビジネスに役立ちそうだと思う自分の研究に使ってよいという不文律です。

また、15%カルチャーは誰かに管理されているものではなく、厳密に15%かどうかを計っているわけでもありません。

あくまで「カルチャー」であり、「ルール」ではないのです。

このようなカルチャーが根付いていることが3Ⅿの強みの1つなのです。

 

ブートレッギング

「ブートレッグ」とは密造酒のことです。このカルチャーは、たとえ上司に認められていなくても、密かに研究・開発を実施してよいというものです。

上司もその研究については黙認するようになっています。

一見、指揮系統の乱れを感じさせるカルチャーですが、実際に3Ⅿのマスキングテープはブートレッギングで開発されました。

 

上の2つの他にも、社内での表彰制度などがあり、イノベーションを目指しやすい企業文化が整えられていることがわかります。

イノベーションを生み出すためには

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出典:free-photos.gatag.net

イノベーションが生まれるのはいつ、どこなのでしょうか。

通常業務を続けているなかで生まれるのでしょうか? それともイノベーションのための部門をつくることで生まれるのでしょうか?

 

3Ⅿの事例から学べるイノベーションを生むコツは、「通常業務(本業)から離れ」、「自分のアイデアを追求する」ことです。

 

そのために会社が整えなければならない企業文化は、通常業務以外の時間の確保、1人1人のアイデアの尊重でした。

 

企業文化とは、「ルール」ではなく、「カルチャー」です。

強制されるものではなく、そこに当たり前にあるものです。

 

イノベーションが起こりやすい「カルチャー」を作り上げるのは、イノベーションを起こすことと同じくらい難しいことです。

しかし、そのカルチャーができあがったとき、あなたの会社は大きな強みを得ることになるでしょう。

株式会社アントレプレナーファクトリー
インターン

Tomoaki Omi

立命館大学経営学部所属。様々なことに興味を持つが、割とすぐに飽きる。最近チームで結果を出すことの嬉しさを知った。

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