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楽天、通話アプリサービスのViber社を900億円で買収

2月14日、インターネット総合サービスを提供する楽天は、通話アプリサービス会社であるViber Media Ltd.(バイバーメディア)の株式を取得したことを発表した。取得金額は総額900億円。

バイバーメディアは2012年にキプロスで設立された会社である。彼らは「Viber」という無料通話・メッセージが送受信できるアプリを提供している。無料通話やメッセージ機能自体はSkype等の他サービスと大差ないが、初期設定した後はログインなしで通話とチャットができること、広告が全くないこと、Viber間の発着信が高速であることなどが利点として挙げられる。グループチャットに対応していないことが欠点ではあるが、このサービスはヨーロッパだけではなく、中東や中南米、アジアでも利用者を伸ばしている。

楽天がViber Mediaを買収した理由の1つはここにある。楽天は「楽天経済圏」という事業戦略を立て、より多くの顧客に付加価値の高いサービスを提供していくことを目指している。楽天が国内市場の縮小を見越し、早くから海外展開の準備をしてきた経緯を考えても、国内の無料通話サービス会社ではなく、海外のViber Mediaを買収したことは納得できる。グローバルな顧客基盤を確保し、新しい市場を開拓するための一手となるか。行く末を見守りたい。

●楽天 / プレス・リリース

http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2014/0214_04.html