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IPOまでの道のり

IPOまでの道のり

Vol.2 夢展望株式会社 代表取締役社長 岡 隆宏氏(Part3)

今回は夢展望株式会社、代表取締役社長 岡隆宏氏に「創業から会社設立」と「会社設立からIPO」、「IPOへの興味・葛藤・決断」について嶋内(アントレプレナーファクトリー代表)が伺いました。Part 1は「創業から会社設立」まで、Part 2とPart3は「会社設立からIPO」と「IPOへの興味・葛藤・決断」を収録しています。

今回はPart3の「IPOへの興味・葛藤・決断」です。

【今回の見どころ】
なぜ、夢展望株式会社はIPO(株式公開)することに決めたのか。また、IPOの準備過程での苦労や葛藤を伺いました。

(0:01〜)
Q. IPOはどの段階で考えていましたか?

A. 創業当初からIPOを考えていたのではありません。資金繰りが厳しくなった時期(モバイルで洋服を売ろうとした時期)に銀行に話を持っていったところ、銀行は難色を示しました。丁度、その頃、ある民間の信用調査機関の媒体に当社の会社紹介が掲載されたところ、VCの担当者の方が当社へ面談に来ました。ビジネスモデルや競争の優位性などを評価していただき、その時からIPOへの準備が始まりました。

(2:40〜)
Q. IPOの準備過程での苦労やエピソードを教えてください。

A. (準備過程の)初期段階において、一番大変だったことは子会社の整理でした。利益の出ていた子会社をどう評価するかについて監査法人の方と時間をかけて話し合いました。子会社を整理し、本社の一本化が大前提だったのです。本来なら利益の出ている子会社を本社に売買することが通例ですが、そうするとキャッシュアウトになってしまいます。結果、ほぼ簿価で子会社を売却したので、手元にキャッシュは残りませんでした。このように、IPOするために私利私欲を捨て、全ての経営資源を夢展望本社に集め、株主調整・社内調整しました。

(5:57~)
Q. IPOの準備過程に生じた葛藤はありましたか?

A. 準備段階の手間やコストで葛藤がありました。在庫評価の問題になり数千万円の赤字を出しました。事前に銀行への理由説明をしなければ融資に影響してしまいます。ですから、「監査法人と契約し、IPOを目指すために通る道なので、赤字決算については認めて欲しい」と3日間、銀行を回りました。

(7:30〜)
Q. 準備段階での葛藤があったそうですが、上場を諦めなかった要因はなんですか?

A. 準備から公開までに8年かかりましたが、諦めなかったのは役員や幹部が前向きに発言し、私をサポートしてくれたことが大きいです。もちろん家族の支えもありました。
モバイルのマーケットに対する自信が出てきたので諦めませんでした。

(10:10~)
Q. 上場されて改めて思うことはなんですか?

A. 目指したことは、信用度の向上です。取引先も含めて、社員やその家族が安心して働ける会社にしたかったです。2度の経営難を経て倒産しにくい会社にしたいと思っていました。優秀な人材を採用するためにも、株式上場したいと思っていました。資金調達に関しては銀行からの借り入れとは違い、研究開発費や広告費などの先行投資に使いやすいことが大きなメリットだと感じます。

(12:50~)
Q. 最後に視聴者の皆様に起業やIPOの観点から一言お願いします。

A. 上場するまでは銀行から10数億円借り入れていたので、株式上場することで債務保証から外れますが、それ以上に責任も出てくる。制約は厳しくはなるが、会社は健全になり、社員・役員が安心して働ける環境ができます。長い目で見ると上場は大きなプラスだと感じます。

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