内山氏が大学卒業後に立てた3つの目標とは?

「失敗する」と言われ、悔しかった


「起業する」と言った時に、大学の中の良かった友人には絶対失敗するよ」と言われて、悔しかったです。
家族は「何で?」とは言っていたものの、「やりたいことをやれば?」という感じでした。

不安をなくすため、3つの目標を設定


起業前に準備したこととしては、気持ちの整理です。卒業する前から就職するかしないかの話になりましたが、内定を断ってみるととても不安になりました。
その不安をなくすために、目標を3つ決めました。1つは25歳までに年収1000万円になる。もう1つは、自分の名前で会社を潰さないようにする。最後は、10年で上場するということです。とにかく独り立ちできるところまでやろうと目標を決めてやっていきました。

経験がある人から知識を吸収し、真似る


最初は見積書や原価管理の考え方などもわかりませんでしたが、がむしゃらに行くしかありませんでした。自分を好きになってもらうために、人間性だけは崩さないようにするしかないと思い、アプローチしていました。
しかし、事業がうまく行かずに壁にぶつかったりする中で、「次に何をやっていけばできるようになるか」ということを、どんどんアプローチしてやっていきました。
良くも悪くも常識がないので支えてもらいましたし、それに対してイノベーションの考えを持って取り組めたのことで今があると思います。
そんな中でどうしても欲しかったのは、経験でした。経験だけは買えませんでした。
どうしたら良いかわからなくなったときには、経験がある方に教えていただいて、それを全部吸収し真似ることを目指して努力していました。

一緒に働きたいのは「嘘をつかない人」


嘘をつかない、ごまかさない人と働きたいと思っています。そういう人のほうが伸びると思います。

続けることが大切


学生起業はたぶん苦しいと思います。上手くいっている人は、着実にやっていけば大きくなっていくと思いますが、上手く行っていない人のほうが多いと思います。
あきらめないでやり続けていれば必ず次があります。辛い時は諦めたくなりますが、続けていればチャンスはあるし、新しい物にめぐり合ったり人脈ができたりするので、続けることが重要だと思います。

ベンチャーにもいくつかのステージがある


ベンチャー企業は、スタートアップ、大きくなってきたところ、ビッグベンチャーという、いくつかのステージに分かれます。
スタートアップに参画するのであれば結構な覚悟を持つ必要があります。そこでは、大変ですがチャンスがあります。ハイリスクハイリターンを求めるのであればスタートアップに入るのがいいと思います。
それよりももう少し上の段階でスタートでチャレンジし、社長とも近い距離でやっていきたい場合は、スタートアップよりも大きくなりつつある会社も選択肢の1つだと思います。
ビッグベンチャーは醍醐味を味わいながら安定を考えて勝負できるので、「自分に自信はないけれども新しいところにチャレンジし、吸収したい」と思うのであればビッグベンチャーへのアプローチも考えるといいと思います。
自分がどこまでやりたいのか、どこまでリスクを冒すことができるのか、それによって規模を選んでチャレンジしていけば、楽しい生活が送れるのではないかと思います。
 
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