宇佐美氏が考える、「起業家」とは?

人生を切り開いていくために


キャリアについての考え方は、学生結婚の前後で大きく違います。結婚前は「いい会社に入って出世する」ということを漠然と考えていました。結婚後は、そのようなことはもう出来なと思い、自分でどういうところに住むのか、どういう風に生きて行くのかを考えて、切り開いていかなければいけないんだと思うようになりました。
最初は資格の勉強もしましたが、結果として、分の人生を切り開いていく」という考え方になった段階で、起業を意識するようになりました。

職人として一生を終えたくなかった


高校時代に影響を受けたのは、やはり父です。父は職人肌で、決して口数が多い方ではありませんでした。そういう父を見ながら、「職人として職業人生を終えたくないな」と思っていました。
あとは、小説などの本で読んだことの影響が中学・高校時代は大きかったと思います。

リスクもあるけどチャンスも大きい


起業家という職業は、立ち上げて1~2年頃の段階、軌道に乗ってきた段階、上場してからの段階で結構違っていると思います。
起業経験のない人からすると、すごくリスクのある、怖いことをやっているかのように感じることがあると思います。しかし、実際にやってみると決してそのような危険に満ちた世界ではなくリスクはあるがチャンスも大きい世界ということが見えてきました。
規模が大きくなって会社のステージも変わっていくと、事業を創ることだけではなく、組織を創ったり、ステークホルダーの人たちとどうやって会社を成長させていくかなど思考が広がっていきます。

キャリアに悩む学生に向けてメッセージ


私自身「何かに集中して取り組みたい」という想いがありながらも、なかなか時間がなくて出来ないという、鬱屈とした学生時代を過ごしてきました。
学生時代は迷ったり悩んだりする時間はあると思います。そういう時間があるなら、まず一歩踏み出して、新しい環境や領域にぜひ挑戦してほしいと思います
上手くいかないことがほとんどですが、その挑戦から学ぶことの方が大きいのではないかと思います。
 
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