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起業の決断

起業の決断

「街と人をテーマに3000本のドキュメンタリーを」~東京マイルドが取り組む「walk3000」とは?

今回のインタビューはTokyo Mild Foundation株式会社(東京マイルドファウンデーション)の橘健一さんにお話しを伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:高田梨菜)

経歴

1982年新潟県生まれ。株式会社irepにて、総合通販会社へのダイレクトマーケティング活動に従事した後、2011年FOXインターナショナルチャンネルズへ入社。TV、WEBを横断したグローバルキャンペーンの企画、映像 コンテンツ制作、動画アドネットワークの商品開発を担当。2014年、WEB動画市場にフォーカスすべくTokyo Mild Foundation株式会社を設立。同社代表取締役。

動画制作から配信までワンストップ

-事業内容について教えていただけますか?

クライアント向けの映像制作、特にWEBのフォーマットに特化したYoutubeの動画用の素材やWEBサイトの動画素材などを中心に作っています。

もう一つは動画専門のプラットフォームで、マイルドトレーディングデスクという動画のアドネットワークを束ねながら最適な配信方法を模索してクライアント向けに提供しています。

また、自主ドキュメンタリーを街と人を切り口に街に根付いてものづくりをしている人をアーカイブしていく作業を続けています。

新卒でサラリーマンを経験、その後、起業

-生い立ちについて教えていただけますか?

新潟県出身で高校卒業を期に上京しました。新潟のど田舎で過ごしました。高校時代は運動をしていましたが、大学時代は特に何も考えずに過ごしました。

ずっとDJを続けていて2003年に休学してニューヨークに行き音楽活動をしていました。アートやカルチャーなど尖っているところに触れられたのは良かったです。

-元々起業したかったのではなかったのですね

アートやカルチャーに近いところで生きていきたいというのはありました。キャリアプランは持っていなくて、一(いち)アーティストとしてやっていきたいと思っていたので就職は考えていませんでした。

-大学を卒業されてからのキャリアについて教えていただけますか?

在学中にアルバイトしていた不動産会社があり、その会社がWEB業界に特化したオフィスの専門仲介をやっていました。社内にフランス人がいたり、不動産会社っぽくないイケイケの会社で、「新卒でうちに来ないか」と言われて入社しました。

オフィスの仲介をして2年目で執行役員になり、売上も給料も上がってとても幸せだったのですが、不動産はどうしても売り切りのビジネスモデルです。

もともと広告代理店の移転を手伝っていた経緯もあり、継続的な付き合いやBtoBのビジネスが羨ましいなと思っていました。「そういった業界ってどこかな」と思い、ご縁があってアイレップという会社に入りました。

-そこから起業に至った経緯や決め手は何だったのでしょうか?

アイレップはダイレクトマーケティングを行っていて、リスティングに特化した会社で、戦術や広告戦略など、オペレーティブな作業も手を動かしながら学びました。

その後、全体的な戦略など、メディアという部分に深堀りして触れていきたいと思い、FOX TVという外資のテレビ局に入社しました。

FOX TVのWebサイトがあるのですが、レクタングル枠(Web広告の形状の一種)や動画枠だったり、自社内でクライアント向けに映像制作をして、自社の動画ネットワークに流す事業を開始しようとしていたタイミングで、その立ち上げメンバーとして参加しました。

もともとFOXに入る前に、3年たったら起業しようと決めていました。世間でも「Webの動画市場が来る」と言われていて、いろいろあって起業しました。

元FOX TVの制作メンバーを中心に起業

-これまでの事業が軌道に乗るまでの苦労はありましたか?

FOX TVの制作メンバーを交えた形で起業したこともあり、もっといいクリエイターと繋がろうと思った時に、あまり機会がありませんでした。しかし、自分たちで自主ドキュメンタリーを始め、積極的にクリエイターをリクルーティングし始めたところ、いい形になってきました。

自分たちが見てイケてるクリエイターは、いい制作物を返してくれます。それを納品することによってクライアントも喜んでくれますし、どこのフォーマットやデバイスへも良い質感でいいプロットで書かれたものをクリエイターと作っています。

他のクラウドソーシングを使った外注とはレベルが違うと思います。
安くていいものを作りたいというお客さんではなく、ある程度予算があってどのデバイスのプラットフォームにも対応できて、恥じないものを作り始めています。そこが事業が軌道に乗っている1つの要因です。

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