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起業の決断

起業の決断

「学生時代を謳歌したいなら起業するな」アメリカ発ベンチャーREVENTIVE代表、事業展開の苦労とは?

経歴

水田大輔(写真右)
林浩之(写真左)

同志社大学在学中に水田・林ともに株式会社GreenLordMotorsに参画、Webマーケティングを担当。その後、水田・林含め株式会社MissingLink(東京)の設立メンバーとなり、関西でほぼ同時期にREVENTIVE,Inc.を設立。

2011年にエンジェル2名より資金調達を行い、米国へオフィス移転。半年ほどサービスのブラッシュアップ及びマーケティングを行い、現在の「Close」となる前身のアプリケーション開発に着手。帰国後、KDDI∞Laboへ参加し、直後に株式会社ミクシィ(以下ミクシィ)より資金調達。その後、株式会社ディー・エヌ・エーより資金調達を行う。

REVENTIVEの事業内容

(水田)
私達がやっている事業は、プライベート・ソーシャル・ネットワーキング・サービスという分野で、「close」というiosとAndroid向けのSNSアプリケーションの開発と運営をしています。

分野としてはプライベートソーシャルと呼ばれることが多く、例えばFacebookやTwitterのような、より広い人間関係を構築したり、人脈を拡大するのではなく、自分にとって大切な人間関係やつながりを守りたい間柄の人だけを選びます。日本的に言えば、「絆」を大事にするようなコンセプトで作られたのが「close」というサービスです。

SNSやコミュニケーションアプリという分野は、ユーザーインターフェイス(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)、例えばアニメーション1つとっても、ものすごく快適で心地よい演出がされています。その点は私達も気にしていて、キャッチーに見える演出を意識して開発を進めています。

起業のきっかけはスマホとFacebook

(水田)
私が起業を決意したのは大学3年生の頃です。当時、iPhone3GS、iPhone4が発売される時期で、日本国内ではスマートフォンが普及する過渡期でした。

それに加え、「ソーシャルネットワーク」という、Facebookを題材にした映画が上映されていて、そういったバックグラウンドや自分にとって胸を打つような人物像やビジョンに感銘を受けて、自分たちもこういう分野でクリエイティブな仕事やチャレンジをしてみたいと思いました。

そこで、自分のそばにいた林と「自分たちもこういうことにチャレンジできるのではないか」と相談した結果、起業にチャレンジすることになりました。

開発したアプリを持ってアメリカへ

(林)
創業した当初はいろいろなサービスを出していました。よく会社名とサービス名が一緒の会社がありますが、僕らがそれをしなかった理由は、何が当たるかわからなかった状態でしたし、特に3~4年前はいろいろな事業ドメインで今よりも出ていた気がするので、その中で1つに決め打ちすることはしなかったからです。

グループチャットを触ったこともありますし、カメラ系を触ったこともありますし、いろいろやってみました。その中で今の「close」の着想となるアプリを作り、そのアプリを持ってアメリカへ行きました。

アメリカで「close」が一番今後の可能性があると感じましたし、やっていて自分たちが最も楽しかったです。

何より僕らはmixi、twitter、Facebook、などのSNSを使い、SNSが楽しいと一番わかっている世代だと思います。そういう理由で「close」をやりたいという一心でした。

サービス開始当初の状況

(林)
最初は正直厳しかったです。もともと完全なライフログアプリだった時期もありますし、いろいろな紆余曲折を経ましたが、当時は周りから理解されなかったです。

「Facebookが楽しい」という時代でしたし、日本ではLINEが普及する時代でもなかったので、「そんなの必要なの?」という質問を何回も受けました。否定的な意見はいっぱいもらいましたね。

学生時代について

(林)
生まれは名古屋です。中学・高校と名古屋で育ち、大学受験の時に僕はずっと東京へ行きたかったのですが、結果的に関西の大学に入ることになりました。1、2年生の頃は何かしないとまずいなと思っていたのですが、何をすればいいかわからなかった状態です。

関西では珍しいタイプかと思いますが、自分で事業をやっている先輩が身近にいたので、その先輩についてまわり、いろいろと教えてもらって、最初の1~2年はくっついて学びました。

当時は起業という選択肢が頭にありませんでした。なので、僕は「TOEICで良い点とって普通に就職して、一流企業に勤めるだろうな」と思っていたのですが、自分で何かやるというのを知ってから、明らかにそっちのほうが楽しいだろうと思い、それからは起業のことしか考えなかったです。

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