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起業の決断

起業の決断

「今の学生は賢く考えすぎる」実名グルメサービスRetty武田社長が語る”スタートアップの魅力”とは?

今回のインタビューは、Retty株式会社の武田和也さんに「商売の面白さ」「スタートアップの魅力」「就職先の選び方」についてお話を伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)

経歴
Retty株式会社代表取締役CEO
実名型グルメサービスRettyを運営。
2011年6月にRettyをリリース後、現在はユーザー数1000万人を突破、
実名口コミ150万件、店舗数25万店と日本最大級のNo1実名型グルメサービスを運営
過去に複数のベンチャーキャピタルより、累計14.5億円の資金を調達。
実名投稿の口コミサイト「Retty」

どういうサービスかというと、主に実名でオススメのお店を投稿していくことによって、自分の友人や、自分と好みの合う人がオススメするお店が早く見つかるサービスを運営しています。

スマートフォンベース、実名というところは非常に強いです。

実名で投稿することによって、ネガティブな口コミではなくポジティブな情報で循環しているという点が特徴です。

ビジネスモデルの一つは店舗向け、Rettyだと25万店程度のレストランについての口コミが載っているので、月額制のモデルで会員事業ということをやっています。

2つ目は広告事業です。大手のナショナルクライアント様向けのブランドサポートを目的とした広告商品を出しています。

3つ目は様々な企業と連携をしていて、例えばホットペッパーとサイト連携していたり、docomoの「スゴ得」に情報提供したりしています。

親の影響もあり、自然とビジネス思考に

生まれは愛媛で、高校までそこで育ちました。

親や祖父も会社をやっていた家系ですので、自然と起業を意識するようになって行ったと思います。

小さい頃から何気にそういうことを考えていました。

親はマンションの事業もやっていて、「ここにマンションを建てる、建てない」というような話をしていたのを隣でずっと聞いていたので、自然とそういったビジネス的な思考になっていったような気がします。

大学1年の時は東京に出てきたばかりということもあって、サークルの飲み会や旅行に行ったりごく普通の大学生活をしていました。

しかし、1年くらいするとその生活に飽きてしまい、アメリカやインドなど、海外旅行に行くようになりました。

そういった中で、海外に行くと日本がどれ位恵まれているのかがわかり、今の日本を作ってきた起業家について考えるようになったんです。

その結果、事業を通じて世の中を変えたいと思い、複数の会社でインターンをしたり、ECサイトの運営を始めました。

タイミングを逃してはいけない

学生起業自体はいいと思いますし、どうしてもやりたいというのであればそれはそれでやっていいと思います。

しかし、一度企業で働いて、ビジネスを知ってからスタートした方が効率よく進められると思います。

とはいえ、事業はタイミングが重要ですので、タイミングを逃してはいけません。

例えばRettyも4年前のスマホシフトのタイミングに始めたから、波に乗って成長できたわけなので。

その時にやるべき事業というのがあると思うんです。

だからこそ、どうしてもやりたいとか、タイミング的にその時だというのであればやるべきだなと思っています。

EC事業を通して得たもの

商売の面白さを知ったというのは、僕の中では1番大きいです。

当時やっていたのは、楽天やビッターズ、あとは自社サイトの3店舗で様々な商品を売っていたんです。

最初は北海道のカニを売ったり、続いて、チーズケーキ、最後には化粧品やサプリを売っていました。

当時感じたこととして、ECサイトというのは商売の1サイクルが全て含まれていて、そこがとにかく面白かったです。

「どんな商品を売るか」を考えるところから始まって、「誰に何を売るか」「どうやって売るか」というところもあれば、「代金回収と粗利計算」という、サイクルは小さいですが、それが全て回っていて、そこで一定の利益を得て次の仕入れに投資をしてまた次の利益を生むという循環が面白いなと思っていて、そこを経験したというのはすごく大きかったと思います。

また、その過程の中で、商品の差別化をしなきゃいけないとかいうところも肌で感じたところではありました。

例えば北海道のカニに関しては、仕入れてきて売るんですけど、結局北海道の仕入れ業者が仕入れ値と同じ価格で楽天に載せていたりするんです。それを見て「これがインターネットか」ということを学びました。

インターネットでは、中抜き(仲介)が不要になっていくんです。

北海道の仕入れ業者がネットの力を使えば直接顧客に売れるというのがインターネットの強さかなと思ったんですよね。

そういった意味で、価格やマーケティングだけで違いを生むというのは難しくて、商品自体の独自の差別化というのを持たなければ売れないんだなという事を肌で感じたのは、その後の事業を考える上で大きかったです。

 

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