創業時からの変化とは?

出口戦略を立てることが重要

創業当時は本当にミドルメーカー、スモールメーカーの支援をしていくということだけで事業を考えて、サンプリングをホテルで単純に配るというようなサービスをやっていました。
今では、プロモーションすることによってどれだけ購買に結びつき、本当に認知されたのかどうかというようなところをしっかり確認できるように、販促の面も含めて行っています。
先ほど申し上げたように、スギドラッグと提携ができたり、ECサイトを開発できたというところでいくと、最初に出口戦略をとっていくことで、メーカーに有効的なチャネルを提供できるのかなと思っています。

戦略で意識していること

サラリーマン時代のことを思い出すと、やはりプロモーションをしても「実際に売るところにつながっているかどうかがわからない」という言葉を多くいただきました。
実際起業してからも、やはりお客様からそのようなことを言われたというところもあります。
そういう意味では、他のプロモーション企業がやっていないような、売りにつながる、そしてインバウンドのプラットフォームとして新たに提供できるものがないかという点で考えると、やはりリテールと我々が持っている自社サイトで出口戦略をつくらないといけないと思いました。

周りから評価されている3つのポイント

単純に一番今流行りの「インバウンド」という言葉が1つキーワードになってくるのかなと思っています。
あとは、私の今までの関係性の構築だと思います。化粧品メーカーとのパイプがある、ホテルとの関係性があるというところも1つご興味持っていただいている点かなと思っています。
 
あと、我々には「日本企業の海外進出を創出していきたい」という強い想いがあります。
やはり国内だけの選択肢ではなく、グローバルに展開できる方法としても、我々が今後サービスとして提供していきたいという気持ちもお伝えしていますので、その点で期待していただいているのかなとも思います。

今後の成長戦略について

今後は、今基盤となっているホテルプロモーションのポジションを確立しながら、新しいグローバルに展開できるようなマーケティング戦略、プロモーション戦略を、我々独自の強みを生かしたもので提供していきたいと思っています。
それは日本国内のホテルを使ったマーケティングであったり、またそこから出ていくような進出国の現地プロモーションといった新しいプロモーションを提供していきたいです。
それをメイン事業として、日本企業がグローバルに展開できるきっかけをつくっていきたいと考えています。

起業志望者へのメッセージ

私は強い気持ちで起業しましたが、やはり踏み止まって悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、やはり一歩踏み出さないと何も始まらないというのは本当に思います。そして、踏み出せば走り出すしかないという形になっていきます。
なので、ぜひその一歩踏み出す勇気をこれから強く持って、私と一緒に世の中にイノベーションを起こせるようないろんな起業家の方が出てくれば、非常に面白い世の中になってくるんじゃないかなと思っています。

quatreに興味がある方へ

現在私1人でやっていますが、これから東京に拠点を出したり、グローバル事業については海外拠点を出していこうと思っています。
それに向けて、ゼロからイチを一緒につくれるような、非常に熱いベンチャー志向を持っている仲間を、募っています。
もしご興味があれば、お声がけいただければ幸いです。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:柏原陽太)

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