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ベンチャーで活躍するCXO

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パルミー・澤田CTO:イラスト・漫画の動画教育コンテンツを配信 CTOの視点から考えるCTOに向いた人とは?

今回は、株式会社パルミー・澤田賢吾CTOに、「スタートアップの魅力」「CTOに向いた人とは」「大切にしている言葉」などについてお話を伺いました。

【経歴】
1984年愛知県岡崎市生まれ。名古屋大学大学院を卒業後、2013年株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社。主にPerlを用いて、大規模トラフィックの集まるプラットフォームの開発とスマートフォン向けの新規サービスの立ち上げ、開発を経験。2015年に株式会社スーパーフラット(現:株式会社パルミー)に入社し、サーバー、iOSアプリ等システム開発全般を担当中。

事業内容

日本のイラストや漫画の書き方を動画で無料で学べるPalmieというサービスをしています。

CEOとの出会い

CEOの伊藤とは、前職のDeNAで、半年くらい同じチームで、新規サービスの立ち上げを行っていました。
そこで知り合って、ある日、伊藤から漫画やイラストの書き方を、動画で教えるサービスをやりたいという構想を聞いて、おもしろそうだなと思い、休日に一緒に作り始めました。
最初は片手間にやっていましたが、本格的にやりたいと思うようになり、DeNAを辞め、スーパーフラット、今のPalmieにジョインしました。

起業する瞬間の迷い

正直、あまりなかったです。自分のやりたいと思ったサービスを全力でやりたかったので、あまり迷いはありませんでした。

起業して嬉しかったこと

CEOの伊藤から声をかけてもらった時です。ある日、LINEがきて、こういうことをやりたいという話が来ました。おもしろいなと思いました。
声をかけるエンジニアに僕を一番に選んでくれたことが嬉しかったですし、印象的でした。

スタートアップの魅力とは

自分が全然やったことがないことに挑戦していくので、いつの間にかできることが増えます。
知らぬ間に経験値がたまっていくのがいいところです。それに興味がある方は挑戦するといいと思います。

スタートアップのCTOに向いている人とは

エンジニアという肩書にこだわる方は向いていないと思います。エンジニアにこだわらずに、事業を成長させるためには何でもやるという気概がある方のほうが向いています。自分のフィールドを決めて、それを極めたい方よりは、「何でもやります」という方のほうが向いている気がします。
最初からできる必要はないし、僕もできているかといえば怪しいですが、それでもやることが大切です。

事業の転機

絵の描き方を動画で学べるところはずっと変わりません。

システム面では、リリース当初はiOSアプリのみでの提供でしたが、それではiOSの方にしか届かず、Androidの方はカバーできません。動画と資料を同時に見ようとすると、PCのほうが見やすいので、途中からブラウザで見るサービスに注力するように切り替えました。そこが、1つのターニングポイントだったと思います。

集客に関しては、アプリのほうが優れている感じではありません。Twitterから来た時に、ブラウザのほうが見やすいこともあります。継続率は、アプリのほうがいいかもしれません。学びやすさという点では、PCで見るのが一番見やすいのではないかという気がします。

事業の未来

より学びやすく、より楽しく学べるサービスを目指すために、UI・UXの改善はこれからもっとしていかなければいけないと考えています。

あとは、プレミアム講座や、学べるコンテンツをもっと増やすことも同時にやっていきたいです。

その先は、多言語展開をして、海外の方にも届けたいと考えています。
さらにその先は、日本のイラスト、漫画の描き方が、海外の国で根付いて、その国の文化と融合して、新しい文化が生まれていくような世界を作れたらと思っています。

大切にしている言葉

スタートアップを始めてから、より強く感じるようになったのが、「感謝」という言葉だと思っています。

前職の時よりお金がなかったり、大きな企業に勤めているわけでもない自分に対して、困っているときに助けてくれる方がいたり、相談に乗ってくださる人がいたり、エンジニアとして開発を助けてくれる人たちへの感謝をより強く感じるようになりました。

それだけでなく、スタートアップを支援してくださる団体や企業に支えられてPalmieがあると感じているので「感謝」という言葉を選びました。

(インタビュアー:嶋内秀之、撮影者:池田貴之)