> > > UIUX JAPANを運営、オハコ・菊地涼太代表が語るオウンドメディアの活かし方【後編】
起業の決断

起業の決断

UIUX JAPANを運営、オハコ・菊地涼太代表が語るオウンドメディアの活かし方【後編】

今回のインタビューは、株式会社オハコ代表取締役社長の菊地涼太さんに、「起業時の苦労」「広報活動について」「起業を志す方へのメッセージ」などについてお話を伺いました。

オハコ・菊地涼太代表:UX設計・UIデザインからアプリ開発まで支援「グラフィックとしてのデザインを超えた価値を」【前編】はこちら

【経歴】

神奈川県出身。慶應義塾大学在学中から、プログラムやUI、デザインに興味を持ち、独学で学ぶ。やがてインタラクションを重視した独自のUI・UXの実現を目指し、株式会社オハコを設立。

理想と現実の差

創業時、それほど個人としての知名度もありませんでした。

さらに、そもそも起業した神奈川県の藤沢市という場所が悪かったです。

慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の隣の産学連携の施設に入居しましたが、そこだとまだWebサービスをつくっている会社や、アプリケーションをつくっている会社がほとんどいなかったので、仕事がもらえず、売り上げが立たない時期がずっと続いていました。

必然的に思い描いていた理想と離れてくると、メンバーとの関係性もぎくしゃくしてきました。

Webをしっかり作ったら仕事が来た

1年目はほぼ何もできていませんでした。

徐々に暇になってしまうという負のスパイラルに陥っていたので、何か打開する方法はないかと考え、コーポレートサイトをしっかり作りました。

それが事業が拡大したきっかけになっていると思います。最初にいただいたお仕事は、Webから、まだ実績もあまりない中でもらえました。最初の1件は嬉しかったですね。

Webをしっかりとしていれば、それが集客につながるんだということをそこで初めて知りました。

そこからSEOを独学で学び、「UI デザイン会社」と検索すると、1番になった時期もありました。それで認知がどんどん上がっていきました。

もう1つ、当時まだそんなに実績がなかった中で、朝日新聞にお声がけいただいたのが、組織としての信用力を高める1つの大きな要因になりましたね。

自社メディアから仕事につながる

今のところソーシャルではあまり出していません。

ターゲットとしている企業には「何かUIで困ったからすぐに相談できるいい会社を見つけたいな」という欲求があることを意識して集客をしています。

そのため、検索をメインに施策をいろいろ打っています。「UI/UX JAPAN」という自社のメディアも持っています。

そこではUIをつくる上で大切なことや、UX設計ってそもそも何だろうということを発信していて、そこの記事を見てコーポレートサイトに飛んでいただき、それでお問い合わせいただくことも多いです。

自社のメディアを持ったことの副産物として、たまに拡散されることがあって、それもSEO上のランクを高めるためのいい効果になっています。

コツはタイミングをずらすこと

拡散のコツの1つは、タイミングです。

プレスリリースはどの企業も似たような感じだと思いますが、月末だとか月初は、どんな企業でもいろいろ発信し始める時期です。

まずそこを避けるということと、あとは、例えば朝の5時に何か公開したとしても、その時間に起きている人はそんなにいません。

そのため、我々がよくやっているのは、水曜日や火曜日、木曜日の週の中盤で、かつ時間帯としては、IT系の会社は、13時から14時等が休憩の場合が多いので、そのタイミング、もしくはもう少しずらして、夕方の「ちょっと疲れたからネット見ようかな」というようなところで発信しています。

そこに対して記事を発信すると、興味を持った方に訪問していただけて、そこからバズっていくような循環はつくるように意識していますね。

1 2