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事業内容

まず、アフィリエイト広告代理店は、創業来、継続してやっているビジネスなんですけれども、アフィリエイト専業に特化した代理店というのは、非常にユニークで珍しくて、業界にないビジネスモデルなんです。
 
通常、インターネットの広告代理店というと、さまざまな広告メニューを取り扱うのが一般的で、総合的な提案をするんですけども、我々は、専門家のように、アフィリエイト広告っていう分野に限った広告代理店をやっているので、「アフィリエイト広告だけでは誰にも負けないぞ」という、そういうビジネスをやっています。
 
なので、あまりピンポイントに「ここの競合」ということはなくて、どれだけアフィリエイト広告で強い専門性を作れるかという勝負をこれまで取ってきた会社になります。次に、我々のOmiai事業ですけれども、たくさん上場企業ってありますが、(男女の)マッチングサービスで上場している会社は我々だけかなと思っています。
 
それは我々が、2012年、もうだいぶ前になるんですけども、このサービスを業界に先駆けてリリースをしまして、Facebookと連携したアプリ、スマートフォンのアプリで、ユニークなポジションを作れたことと、一般的に言われる「出会い系サイト」のようなものではなくて、きちんと男女が出会って、恋愛し結婚する、ホワイトな出会いに結び付けられるサービスだからです。
 
我々の会社の中にもOmiaiで結婚した人間が何人もいるんですけれども、広くそういうふうに一般的に使われていて、個人のライフスタイルの中における大きいインパクトを与えることができているサービスになっていると思っています。
 

Omiaiリリース時の苦労

Omiaiがリリース当初、斜めから見られるようなスタートを切ったなというのは、思い出としてはすごくあります。ただ一方で、このOmiaiという新規事業は、かなり、アメリカのメディアサービスというのを調査して作り出したんです。
 
アメリカでは、男女が、マッチングサービスを使って、出会って結婚するというのが非常に当たり前になっていますし、結婚をするカップルの3人に1人が、マッチングサービスを使った出会いで結婚をしていると言われています。
 
日本でもいずれ、早かれ遅かれ、こういう、ネットを使った男女の出会いというのが、すごく当たり前になってくるという未来を見通して、「よし、この事業をやろう」というスタートを切ったんです。
 
我々は先行者として、一番時間を持っているから、プロダクトづくりや安心・安全に対する取り組みで、かなりの知見を貯めてきたと思っています。
 
プロダクトに関しては、業界に先駆けて、さまざまな機能もリリースをしていますし、安心・安全な取り組みに関しては、数々のユーザー対応の中で生まれた知見を活かし、ユーザーにとって使いやすいサービスに出来上がってきていると思っています。
 

創業の経緯

僕の父親が、熊本の実家で自営業をやっているんですけれども、小さいころから父親の背中を見て、将来自分でも事業をやりたいと、そういう気持ちでいました。大学で、総合商社に入社しました。
 
2000年当初、ITブームというか、ITバブルというか、サイバーエージェントやライブドア、楽天など、さまざまな起業家たちが、20代で上場する姿を見ていて、「自分自身も上場にチャレンジしてみたい」という気持ちになっていたんです。
 
僕はベンチャーキャピタルとしての仕事だったり、新規事業の責任者をやらせてもらったんですけど、IT業界に3年間身を置いて、インターネットにまつわる知識、人脈、または仕事の段取り・進め方を含め、勉強をさせてもらって、28歳の時に起業をしました。
 

IPOまでに乗り越えた3つの壁

創業から上場まで、大きく壁は3つあったかなと思っていて、1つは2006年です。この時は、上場どころか、売上がゼロという月日が3カ月ほど続いて、その後の売上が新しく作れる見通しもなかったので、このまま会社がなくなってしまうんじゃないかという、非常に大きい危機感に見舞われました。そこから今のアフィリエイトエージェントという事業を立ち上げて、10年以上やっていますけれども、順調に伸びていって、なんとか苦難は乗り越えることができたかなと。
 
2つ目は2010年なんですけれども、大きくなったアフィリエイト事業で、現場の役員・幹部から、「そろそろ、自分たちに任せてほしい」と、かなり突き上げをくらって。今振り返ると、それぐらい、活きのいい幹部がいることが、会社の財産だとは思うんですけれども、当時、アフィリエイト単体での事業しかやっていませんでしたので、「自分で、これからも旗を振っていくんだ」という僕の思いと、「現場に任せてほしい」という幹部からの思いと、ここで対立をしてしまい、社員も辞めていき、大きい困難だったなと思います。ただ、会社としては、現場に権限移譲をして、自分自身は、上場に直結するメディア事業、その後のOmiaiの事業立ち上げに進んでいけたので、そのきっかけで上場に繋がることができたので、いい思い出だったなと、今は思っています。
 
最後、3つ目の上場までで言えば、大きい苦難としては、2015年になります。この2015年という年は、我々が一度、マザーズに上場承認をされて、取り下げた1年なんです。我々は、上場を準備して、10年以上取り組んできて、長い審査期間を経て、ようやく2015年8月、マザーズに上場承認されたことで、万感の思いがその時はあったんですけれども、いろいろな外部環境の変化がその時あって、悔しい思いを持ちながらも、当月、上場承認をすぐさま取り下げたという、苦い思い出があります。その時に、「みんな大丈夫かな」と思ったんですけれども、組織が一致団結をして、もう一回頑張ろうということになって、昨年2017年3月に、ジャスダックに、もう一度上場を再承認されました。
 
今振り返ると、上場からの13年以上の中で、苦難はいくつかあるんですけれども、その苦難がそのまま、会社の強みであったり、次の成長に繋がっていますので、あの時の苦労っていうのは、今振り返ると、会社にとっては、すごく大きい成長の機会になっていたなと思っています。

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