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採用基準


採用する際には、ポジションとか、どういった役割をやっていただくかによって、スキルのチェックは当然させていただくのですが、ただ、我々が最も重視していることは、経営理念やビジョン、あとはみらイズムという行動指針にフィットしているかどうかを重視しています。
 
まず、経営理念とビジョンですけど、「日本のみらいのために挑戦する人を増やす」、そして「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」といったビジョンを掲げています。やはりフリーランスを初めとした新しい働き方、雇用に縛られない働き方、そういった方々に対して、より多くの挑戦をする場を提供していきましょうと考えています。
 
こういった世界観とか、あとは実際、自分自身が活躍するだけではなく、活躍している人たちのためにサポートする、そういったことに対して価値を見出せる人でなければ、まず合わないのかなと思います。そこに対して、自分自身がそれをやらなければならない理由があるかどうかを重視しています。
 
「必ず」はちょっと言い過ぎなんですけど、その人がその領域をやりたい理由があるはずなんですよね。過去の経験とか、もしくは誰かと話している中とか、何らかのきっかけがあると思うんですけど、理由がある人でないと、とってつけたような話になってしまいます。
 
理由がないままみらいワークスに入っていただくと、結果としてカルチャーフィットしない、もしくは会社の方向性と合わない、そういったミスマッチが起きてしまうことが今までにもありましたので、やはりそこは譲らないようにしています。
 
続いて、行動指針である「みらイズム」ですけれども、これは5つのキーワード「挑戦」「主体性」「変化」「チームワーク」「持続的な関係」があります。
 
特に重視しているものなんですけど、チームワークとか持続的な関係、主体性、この辺のキーワードというのは、大体どの会社でも、これを否定する会社はないと思うので、そこはあまり見ないんですけど。見ないというとうそですが(笑)、挑戦と変化、この2つは、それぞれの好みがあるかなと思っています。
 
特に挑戦を通じて成長をしていってほしいというメッセージを掲げていますが、やはり"日本のみらいのために挑戦する人を増やす"という経営理念を掲げている我々が、挑戦しないわけがありません。ですから我々の社内にいる方も、1人1人が挑戦をしていってほしいと家考えています。このマインドセットを持っていることが重要です。
 
そしてもう1つは変化。なかなか変化というものは受け入れづらいことも多いかと思うんですが、やはり時代の変化のスピード、世の中が変わっていくスピードが年々速くなってきているのではないかと思います。そのときに、その変化についていけなくなった会社、もしくは変化についていけなくなった人材は、廃れていく、価値がなくなっていってしまうのではないかと思います。
 
ダーウィンの『進化論』で、強いものが生き残るのではなく、生き残った者が強いんだという考え方がありますけど、私はあの考え方がすごく好きでして、最後まで生き残ってナンボだと思います。
 
世の中が変化していくのは間違いないので、そこに対して自らを変化させること、こういったマインドセットを持っていることです。何か1年前に自分が決めてつくった仕組みがあったとして、1年後には、これは間違っていたなと。今だったらこっちが正しいよねといって、変化を受け入れられる考え方を持っている人を採用するようにしています。
 
ただ、これは最初からそういった感覚を持っている必要はないんです。というのは、最初から主体性をすごく強く発揮するような方は、全員が全員そういう方ではないと思うんですけれども、そういったポテンシャルを持っている。そうなりたいと思っている、そういったことが感じられるようであれば、採用させていただくこともあります。
 

育成方針


社内の仕組み化というのは、かなり力を入れてやっているんですが、1つは情報を共有するためのインフラをしっかりとつくることです。そしてノウハウをしっかりと伝達するための仕組みでもありますし、コミュニケーションをしっかりとれるような仕組み。そういったITインフラを社内でより改善を繰り返しています。
 
2つ目としては、マニュアルみたいなものなんですけど、我々のマニュアルはノウハウのマニュアルになっていまして、いろいろな先輩社員の方々が、こうやったらうまくいきましたといったものをまとめてあります。それを見ることによって、まずはこうすればうまくいくかもしれないというものがまとまっていますので、それによって初期の立ち上がりがスピードを増していきます。
 
そして3つ目としては、独自のPDCAの回し方をやっています。PDCAは月並みな言葉で、恐らくは誰でもが聞いたことがあると思うんですけれども、世の中でPDCAをしっかり回せている会社はかなり少ないんじゃないかなと思います。
 
それを回すことに対して、しっかりとトレーニングをする会社はなかなか少ないんじゃないかなと思っていて、弊社は社内でPDCAを回すということに関して、愚直に取り組んでいます。ですので、若手の方々に対しても、それを回すことによって、自ら自分の仕事を高めていく、そんな習慣を身に付けることができるのではないかなと思っています。
 
そういったITインフラとマニュアルとPDCAの仕組み、こういったものを通じて、新しく入ってきた方でも自ら成長していける、成果を出していける、そういった仕組みをつくろうとしています。
 

成長戦略


我々は今、ブルーオーシャンと言われている領域で戦っていまして、ブルーオーシャンというのは、プロ人材が業務委託で働くという、ほかの会社がやっていない領域ですけど、この市場を日本でまずつくり上げることを目指します。残念ながらまだ市場がない状況ですので、市場をつくった上で、そこでの第一人者となっていくこと、これがまず第一の方向性となっています。
 
これによってクライアントがこういったビジネスモデルに興味を持って、プロのフリーランスの方々を活用しようと思っていただく啓蒙活動になるかと思っています。残念ながらまだ、例えば一部上場企業とかですと、フリーランスを活用することに関して、ちょっとまだ前向きになれない会社が多いです。
 
ですので、そこに対して「このように活用することによって、会社が変わりますよ」という事例を幾つもつくることによって、1社でも多くのクライアントに活用いただく世界を、市場をつくっていきたいと考えています。
 
一方で、人材面に関してですが、今、独立・起業する人は非常に増えてきてはいるのですが、まだまだ少ない状況なのではないかなと思っていまして、やはり雇用という選択肢だけでなく、独立・起業という選択肢もキャリアの中で、ずっと続ける必要はないんですけど、数年の間、ある意味腕磨き、実力試しをするためにそういった選択肢をする、そういった世界観をもっと広げていこうと考えています。
 
そしてプロ人材の方々に対して、「独立・起業するならみらいワークスだよね」というブランドを日本で浸透させていくこと。それによって我々の登録者が増えるはずですので、これを通じてみらいワークスのビジネスをより大きなものにしていこうというのが、我々の成長戦略となっています。

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