起業当初の事業内容とは?

創業時は今とは違う事業を行っていた

最初は「大人のエントリーシートが見れる」というような恥ずかしいぐらいのテーマで初めました。
それも、「何でその仕事をしているのか」「どういうことに感動して仕事をしているのか」が伝わるようなものを作れたらなと思って始めています。ですが、やはりあまり数が集まらなくて困ってしまいました。
それからは、「どういう仕事」ではなくて「なんで仕事をしているのか」というところでフィットする人にOB訪問できるような新卒向けのサービスを作りました。それが今のサービスの原型で、クイズによって抽出して、待っている人が3人ぐらい紹介されるような仕組みでした。
ですが、やはり新卒向けサービスには難しさがあったので、今は中途採用向けのサービスに切り替えて、この形に至っています。

事業をピポットしたワケ

自分を振り返ったときに、一番苦しかったのはやはり仕事を一生懸命やってスキルもついてきて、「本当にこの仕事があってるのかな」と思ったタイミングでした。
周りを見渡しても、自分の大学の仲間や後輩も、3年5年過ぎた頃に、「本当にこれでいいのか」というえもいえない不安を感じている人が多かったです。
「本当はその人たちを助けたいんだな」という想いが生まれました。

「mitsucari」を使って欲しい人

仕事をすごく大事に考えて、「人生の中心はやっぱり仕事だ」と思っている方は、実はすごい多いと思うんですよね。
なので、その中でスキルだけじゃなくて、会社とのフィットをもっと大事にして、そういった環境で一生懸命働くことを目指したいという想いがある人、また、そういうところで悩まれている方にはぜひご登録いただきたいです。

「お前らとならやってもいい」という資金パートナーの言葉

正直、我々のサービスにお金がつくのか不安といいますか、まったく確信がなくて
すごいサービスであるというよりも、私と共同創業者の人間を見て「お前らとならやってもいい」ということで投資をしていただくことになりました。
もっと計算された数字での議論で決まるのかと思っていたんですが、人を見て「お前らとなら一緒に働いていい」と言ってくださったような人達に、投資家になっていただいています。
それはすごく心に残っているというか、そういう人とやらせていただいていることは非常にありがたいことと思っています。

投資家との交渉では「想い」が重要

強く「これをやりたいんだ」という想いを伝えないとだめだというのは常に思っています。
当然ロジックのところはやれる限りきちんとやるんですが、それ以上の生々しさや迫力は「なぜそれをやっているのか」というところに出ると思っていたので、そこはきちんと伝えられるように意識はしていました。

シード期の資金調達で大事なこと

長くお付き合いさせていただく投資家さんになりますし、基本的にみなさん「ビジネスは変わっていく」と思っています。
ですが、何かしら引き続きこの業界で粘ってやっていくんだということを、きちんと伝えるのがすごく大事なのかな思っています。

投資元は日本の方だけ

私どもが資金を入れていただいているのは日本の方だけです。
海外の方にも興味を持っていただいたのですが、やはり契約書を2つの原稿で作るであったりとか、金銭的以上に時間的なコストがかかるので、すごく迷いましたが、結局最終的には日本の方だけに入れていただくようにしました。

投資家との出会い

私は本当に幸運で。
UCバークレーで半年ぐらい先に起業を進めていた仲間がいたのですが、彼が突き進んで人脈を広げていってくれて、その方を紹介していただきました。
資金を入れてくださっている投資家は非常に起業家仲間の中では、「すごく素晴らしい志を持たれた投資家さんだ」というのを聞いて、最終的には家に押し掛けました(笑)
「よく受け入れてくれたな」というぐらい、半分ストーカーまがいの連絡をこちらからして、返事が来なくて、もう1回して...ということを繰り返していました。
 
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