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起業の決断

起業の決断

まとメディア・矢野貴文代表:人工知能で広告出稿を最適化する事業を展開、彼らが考える「機械学習」とは【前編】

 

今回のインタビューは、株式会社まとメディアの代表取締役である矢野貴文さんに「事業内容」「機械学習」「今後の成長戦略」についてお話を伺いました。

【経歴】

1990年 岡山県生まれ
2014年 京都大学工学部電気電子工学科卒業
2013年 株式会社セラーズ設立
2013年 起業家甲子園2013最優秀賞受賞
2015年 京都大学工学研究科電気工学専攻修士課程
2014年 株式会社まとメディア設立

(自己紹介)

「安く買って高く売る」という商売の原則に伴ったビジネスモデルが好きです。 小学生のときにゲームソフトの転売をしていたようですでに商売に興味があったみたいです。 不動産でも売り手と買い手を結ぶ仲介より直接物件を実際に買って転売した方が利幅が大きく取れます。 値段が不確定なものを機械学習により価格評価し、それを販売するようなモデルを実現しきたいと思います。

 事業内容について

例えば、ある商品をブログなどで紹介して販売した場合、アフィリエイト収入として成果報酬が入りますよね。

それに対して僕たちはブログ等を作るのではなく、広告の出稿を最適化することで、自社でリスクを背負って実際に販売します。それで仕入れた価格と通常の広告枠の料金に差分が出るので、そこの一部を私たちの売り上げとしていただくビジネスモデルとなります。

アフィリエイトASP事業を海外へ

広告を使ったアービトラージ(裁定取引)は、基本的には市場が非常に大きいです。

まず、アフィリエイトの市場だけでも日本国内で5,000億円あり、更に東南アジアや東アジアは、そもそもアフィリエイトの事業自体がまだ成立していない状態です。

そこに対して早めにアフィリエイトのASP(アプリケーションソフト等の機能をネットワーク経由で提供するプロバイダ)を作成したり、面を押さえるような事業展開をしていきたいですね。直近では商材数を増やそうとしています。

基本的には法人様向けのサービスなので、金融系の商材、例えば保険であったり美容品、健康食品など、基本的に広告に対するコストが合うものには、どんどん扱っていきたいと思っています。

数字に強い仲間と事業を展開

基本的に数字に強い人が多いです。バックグラウンドが応用数学や機械学習、電気工学出身の人が多いメンバー構成になっていますね。

メンバーは大学時代の友人が多いのですが、もともと私たちに共通しているのは、「メディアをあまりコンテンツとして捉えていない」というところです。

つまり、1PVがいくらで仕入れることができ、いくらでそれを販売するのか、その中でどのように最適化を図るか、というところに着目している感じですね。自分たちが一番力を出せそうな分野に絞って注力しています。

会社として、一緒に賛同してくれる人はいつでも歓迎ですが、やはり数字の感覚、簡単に言うと算数がある程度できる方が望ましいですね。

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