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起業の決断

起業の決断

「体験を提供」するイベントキュレーションアプリの方向性・LIVE3:手島CEO

今回のインタビューでは、LIVE3 inc.の手島 恭平氏に、「起業の決め手について」や「ベンチマークの探し方」、「キュレーションアプリのあり方」について菅野(起業tvディレクター)が伺いました。

経歴

手島 恭平(1985年生まれ)
高校時代に英国に留学。
帰国後、慶應義塾大学SFCにて、東アジアの地域統合論を学ぶ。
外務省総合外交政策局、株式会社DeNAにてインターン、新規事業の立ち上げを経験。
卒業後、株式会社ナステックへ入社。
営業を経て、新規事業部を立ち上げ、2年間従事。
2011年「第5回起業チャレンジ」最優秀賞の受賞を機に、PurpleCow Inc.を共同創業(CGO)。
特化型クラウドソーシング・サービス「designclue」「Crevo」を運営。
2014年、3.0 Inc. を創業(CEO)。MovidaJapan第5期に採択。
イベント・キュレーションアプリ「LIVE3」をリリースし、4ヶ月でユーザー数5万人を突破。

事業内容

LIVE3は、今夜の予定を探すためのアプリ。
「今夜、何する?」をコンセプトに、その日近くでやっているクールなイベントだけを厳選した「キュレーション・リスト」を提供している。
ユーザーは「今日/明日/それ以降」の日付別に、厳選されたイベントを格安の値段で探すことができ、購入や友達とのシェアをモバイルから簡単に行うことができる。
イベント情報は単に機械的に集めるのではなく、専属のキュレーターが実際に目で見て厳選している点が特徴。
現在、東京地域のみに対応。音楽、クラブ、映画、パフォーマンス(演劇・ダンス等)、グルメ、レジャー、交流会などのカテゴリーをカバーしている。
https://itunes.apple.com/jp/app/Live3iOS/id799195430
また、直前に売れ残ったチケットを「Last Minutes Ticket」として格安で販売することで、イベント運営者や店舗にとっては、まだ自分たちのイベントを知らないけれど、ちょうどその日の予定を探している「潜在的ファン」に対してアプローチできる、いままでにないチャネルとなっている。

創業の経緯・動機について(1:50-)

留学と前職での新規事業経験が起業を後押し

英国の留学経験によって従来の固定観念がなくなり、前職で新規事業を担当したことをきっかけに、起業に踏み込めました。新卒で入った会社が名古屋の製造業の会社だったのですが、その会社で新規事業を3年弱やらせていただきまして、その中で事業経験というか、自分でどうやればビジネスを回せるのかと考えていました。ビジネスコンテストに応募して、出資をしていただけることが決まりました。そのタイミングで会社を辞めて自分で起業しようと思いました。その後、今のLIVE3を始めました。

起業の決め手について(2:55-)

イギリス留学によって固定概念が崩された

高校の時、留学をしていましてイギリスでした。
それが未だに自分の中ではすごく衝撃的だったというか一番大きい経験なので   すが、決め手としてはそれなのかなと思いますね。自分が縛られていた常識とか、あるいは自分がどういう人間なのかというところを見つめ直すキッカケとなって、結論から言うと、自分がやりたいと思っていたことに自分自身でバリアをかけていたことに気付いた。できないことってそんなにないんだなという可能性に気付いたということです。

起業に必要不可欠だったこと (4:27-)

アクセラレーターの増加と無料サーバーの普及

起業し始めたころ、アクセラテーターの増加や無料サーバーの普及など、起業しやすい環境が整備されつつありました。2,3年前と比べて、起業するためのコストがすごく下がっていて、アクセラレーターの出資だけで何とか半年から1年くらいやっていけるような環境が整っています。

ベンチマークの探し方(6:12-)

常にグローバルを意識する

ベンチマークとなる企業を見つける際、海外の情報も積極的に収集しました。
ベンチマークしているサービスが海外のものなので、英文の情報や海外の情報を
沢山触れようと意識しています。
グローバルに展開していく上で、他の国でどういうサービスが流行っていて、それを日本に持ってきた時にどういう強みを活かせるのか。
逆に海外に進出していく時にどうやって変えていくべきなのかということを常に意識して仕事しています。

キュレーションアプリのあり方(7:42-)

<情報>の提供から<体験>の提供へ

LIVE3のコンセプトとして「人が動く」ということを非常に重要視しており、
これからの時代、体験ということが価値になってくる。逆にいうと、情報そのものに価値が無くなってきているからマネタイズが難しくなっていると思います。
体験を提供することに価値を置いています。

起業・起業志望者へのメッセージ(9:22-)

日本ならITで起業するハードルは格段に下がっている

今なにかやりたいそれによって世界にインパクトを与えたい気持ちがあるならば、ITでスタートアップをする。それは1つの選択肢として考えて欲しいなと思います。そのための環境は2,3年前と比べるとかなり整ってきています。実際のハードルはかなり低くなっています。

編集後記

「事業の説明をすることはあっても、自分自身について語ることはなかったので嬉しい」

取材後に手島氏からこんな言葉をいただきました。テレビで紹介される経営者は成功した人がほとんどですし、スタートアップがメディアに取り上げられる機会は少ないというのが現実なのでしょう。

彼らはビジネスプランコンテストをきっかけに出資が決まったそうですが、「『出資側が何を評価したと思うか』という追加質問をすべきだった。」と帰りの新幹線で気付きました。VCから資金調達したスタートアップには、これから毎回聞いてみようと思います。

手島氏との会話で「グローバルで戦いたい」という想いがひしひしと伝わってきました。現在、LIVE3は東京のイベントのみを扱っていますが、東京以外の利用者が多く、アクティブユーザーが多いそうです。ぜひ彼らのサービスを利用してみてください(菅野 雄太)

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