事業が”大きな波に乗った”ポイントとは?

大きな波に乗らないと事業は成長しない


市場全体の話でいうと、Googleのアルゴリズム変更があり、それがSEO業界にインパクトを与えて次の業態が模索される中でコンテンツマーケティングが認知されていきました。
これは僕が勝手に考えていることですが、絶対に大きな波に乗らないと成長できないと思っていて、それでいうとコンテンツマーケティングは海外ではすでに大きな波が起きていて、日本ではいつ来るかという話だったのが予定通り来ている状況です。
ブログでの情報発信はしていて、業界では注目されつつあったと思います。でもやっぱり書籍はすごく効いたんじゃないかと思います。展示会や広告とかを色々やる中で、波及効果という意味では書籍は別の次元のものかなと思います。コンテンツマーケティングの考え方や事例が数多く載っているところが役に立つと高評価をいただいています。

うまくいっている事業の理由を突き詰める


ファイナンスのところです。僕は比較的友達に教えて貰える立場にはあったので、勉強はしました。資金調達をいつどういうタイミングでするか、創業に関わった人にどう株を分配するかとか、ストックオプションをどうするかとか、普段ビジネスをしているだけだと分からないことが出てくるので、それは分かっておいた方が良いです。
あと、最近起業系の本が増えているので、最低限一通りは読んだ方が良いと思います。すぐに役に立つこととそうじゃないことはあると思いますが、頭の中で模擬練習できるので何も知らないで行くより全然良いのかなと思います。
ビジネスの作り方は色々あるんですけど、僕の場合はすでにうまくいっている事業のうまくいっている理由を真似れるかを考える方法で、そのやり方は参考になるかなと思います。

アイディアをどう広めるか


今から起業するのであれば何かしらネットを活用していくと思うので、ネットマーケティングについて、例えばネットの広告、SEOなどの最低限の勉強はしておいた方が良いと思います。
面白いサービスを考える方はいっぱいいるんですが、世の中で誰も探していない時にどうやってみんなにそれを広めるかを考えられていないケースが多いです。うちの会社はコンテンツマーケティングは自分の力でやろうと決めてやってきましたが、必ずしもそれがベストでない可能性もあるので結構大変でした。ですので、どうやって広めていくかを考えた方が良いかと思います。
例えば、スマホのアプリを作りたいと思っている人は多いですが、どうやってインストールさせるのかというところは今は特に難しくなったりしますので、色々勉強しておいた方がいいかなと思います。

渋沢栄一の影響


渋沢栄一の本は読んだことがあって、すごく好きです。
人によって価値観にパターンがあって、お金であったり社会的な意義に達成感があったり、色々あると思うんですけど、僕の場合は世の中にためになったり課題を解決していくことに価値を置いています。
そもそも富士通に入ったのは技術で世の中を良くしたいと思ったからですし、イノーバにいるのは、良いものを持っているのに売れない方にマーケティンングノウハウを届けたいと思っているからです。 

お金を稼ぎ続けることが一番大事


起業はすごい楽しいですし、大変な部分もあります。その中でお金を稼ぎ続けるというのが一番大事です。ある意味愚直にお金を稼ぐのはすごいことだと思うんですよね。
あとは、特に今だとVCなどからファイナンスをとって会社を大きくするというのが多いと思うんですけど、そこの勉強は正しくしてください。
3つ目は、自分の応援団を作るということかなと思います。僕も今、あるエンジェルの方に助けて頂けているのですが、そういう方に巡り会うための自分は「信頼の貯金」で作ることができます。決してお金を出して欲しいから付き合うとかではなく、謙虚に勉強させてもらうとか、自分がなぜやりたいのかを明確にして話せるようにしておくのは大事なのかなと思います。
 
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