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起業の決断

起業の決断

都市銀行から外資系航空会社を経て起業、ファーストブランド・河本社長の事業継続のベースにある考え方とは?

今回のインタビューでは、株式会社ファーストブランドの代表取締役である河本扶美子さんに「起業の経緯」「苦労をどう乗り越えたか」「組織戦略」について伺いました。

(インタビュアー:嶋内秀之、撮影者:須澤壮太)

経歴

英国留学を経て獨協大学経済学部経営学科を卒業後、太陽神戸三井銀行(現三井住友銀行)、外資系航空会社に勤務。平成14年に有限会社ファーストブランド工房(現株式会社ファーストブランド)を設立、代表取締役に就任。

Webによるブランディングを主軸としたインテグレーション事業及びインターネット広告事業を行っている。

インターネット広告事業では、全国30メディアと提携した、地域特化型のブランディングが出来る専門家サイト【マイベストプロ】と御祝い金がもらえる採用課金型の求人サイト【マイベストジョブ】を展開。

祖父の事業への想いに共感。自分で考えた事業で日本を変えていきたい。

幼少期の頃に起業したいと漠然と思っていました。

母方の祖父は絵に関するビジネスをしていました。絵画は描いて売ることがビジネスとして主流だったのですが、母方の祖父はなにかしら他のビジネスモデルを作れないかと考え、絵のストックビジネスというものを始めました。それは、ちょうど喫茶店などが出始めた時代だったということもあり、絵画を貸す事業でした。月額でかなり定額な料金設定で、1ヶ月に1回、飾る絵画を自分の好きなものに変えていくといった仕組みでした。

祖父も絵を書くことが好きで自分で書いていましたし、当時はそういうものがなく、すごく当たったそうです。祖父は山口県に居ましたが、そこにとどまらず岡山などにも広がっていました。

「絵画は人を元気にする」ということを日本全国に広めていくことを考えていました。その後、東京進出に備えてオフィスなどを決めていたのですが、その帰りに脳梗塞で倒れました。

そういう話を聞く度に、自分で考えた事業で世の中や日本を変えられることにワクワクしました。その頃から日本を変えていくビジネスをやっていきたいと思っていました。

起業へ向けた一貫した考えがあった

現在はインターネットに関わる会社を経営していますが、大学卒業後は銀行でその後は航空会社、その後に起業をしました。それらは接点がないように思われますが、私の中ではリンクしています

まずは起業したいというのがありましたので、そのためにはどういう知識をつけたらいいかを学生の頃から考えていました。それもあり、大学は経済学科を卒業しました。経営者であればお金のことなどを学ばなければいけないと思い、銀行に入ったほうが手っ取り早いと思って、入りました。

当時、株式会社を設立するに1000万円かかりましたし、有限会社でも300万円かかりました。ですので、資金を貯めなければいけないのと、何で起業するかを決めていなかったので、色んな引き出しを作ることで自分の領域を広げて、何で起業するのかを考えていきたいと思いました。

学生の頃からサービス業が好きで、人と関わる仕事をしたいというのもありましたし、仕事をしながら勉強をする時間を確保したいということも考えて、航空会社が1番適していると思い選択しました。

航空会社時代に目の当たりにしたブランディングの必要性

ファーストブランドという会社はWEBブランディングを主軸としてインテグレーション事業、インターネット広告事業をしているインターネットサービス企業です。

なぜWEBによるブランディングが主軸かというと、起業する前の航空会社にいた経験が非常に影響しています。アメリカの航空会社にいたのですが、「この社長ならでは」や「この企業ならでは」といったブランディングが事業の拡大に繋がっていく考え方がありました。

もう1つは、日本人のスキルやマインドは高いんですが、様々な国の人がいる中ではなかなか主力のポジションに付けないという現状もありました。日本人が非常に勤勉で、良いサービスを提供することは知られているのですが、アピール力が非常に弱いんです。日本以外のアジア圏の人は、そこまでスキルがなくてもファンづくりが非常に上手でした。

そうしてスキルやポジションを高めていく様子を目の当たりにして、ブランディングをしないと事業は伸びないということや、良いものを持っていてもなかなか認めてもらえないということを実感しました。日本人の良い所にブランディングが付けば、地域・日本も活性化すると思い、「インターネットであれば多くの企業に届けられるのではないか」ということからインターネットのブランディングの事業を主軸にしました。

実際にどういった事業をしているかと言うと、1つはインテグレーション事業で、主に大企業のブランディングです。2つ目は、インターネット広告事業は個人事業主で、中小企業のブランディングです。そして、信用力を付けるために、マイベストプロというポータルサイトを通じた、WEBによるブランディングをしています。これは、月額定額での掲載というビジネスモデルです。

 

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