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ベンチャーで活躍するCXO

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監査法人からベンチャーへ。『プレイヤーの立場でいつかやってみたいと思っていた』DLE・川島CFO

今回のインタビューでは、ディー・エル・イーの川島氏に「CFOの役割」、「IPOの経緯」や「今後の事業内容」について嶋内(アントレプレナーファクトリー)が伺いました。

Part1 CFOの役割、これまでのキャリアと上場までのエピソード

事業内容

ディー・エル・イーが展開するファスト・エンタテインメント事業は、ファスト・フードやファスト・ファッションのように手軽なエンタテインメントを提供するものです。「秘密結社 鷹の爪」をはじめ、「スキマ時間に楽しめ、容易に共有できるショート・コンテンツを、短納期かつ低コストで」提供しています。

【ソーシャルコミュニケーション領域】
〇ソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービス
顧客の扱う商品やサービスの紹介、マナーの啓蒙及び観光誘致等の地域活性化のため、キャラクターのソーシャルな特徴を活かして口コミ等により伝播していく広告・マーケティングプラン等の企画提案及びテレビコマーシャルやインターネット動画広告等のデジタルコンテンツ制作等を提供。
〇デジタルコンテンツの企画開発
キャラクターのソーシャルな特徴を活かしたスマートフォンアプリ、SNS向けのゲーム・スタンプ等を企画開発及び提供。
〇その他
映画の配給収入、製作委員会からの分配金収入及び権利収入並びにグッズ販売等。

【IPクリエイション領域】
IPの映像コンテンツ(アニメーション、スマートフォンアプリ等のデジタルコンテンツ)の企画開発・制作及び制作後の総合的な展開(テレビ・ウェブ・映画等のメディア展開、グッズ・ゲーム化、イベント運営及び海外展開等)のプランの策定及び実行等。

経歴

公認会計士、中小企業診断士。
1998年10月に朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所。多種多様なクライアントに対し、会計監査、IPO支援、事業再編、企業再生、M&Aデューデリジェンス、国際税務及び国内・海外での各種ファイナンス支援などの幅広いサービスに従事。その他、内部統制、グループ経営体制、オペレーション改善及びERPシステム等の構築プロジェクトに従事。2008年7月、川島崇公認会計士事務所開業。事業戦略、財務戦略等の戦略コンサルティング業務に従事。同年8月、ディー・エル・イーに入社し、経営戦略統括本部長就任(現任)。同年11月より取締役CFO就任(現任)。2012年11月よりDLE Americaの取締役CFO就任(現任)。

ベンチャーのCFOの業務内容について(00:25~)

「企業価値を最大化」するためにあらゆることをする

ベンチャー企業のCFOが何をするかというと、基本的には「企業価値を最大化する」ためにあらゆることをやる、というのが私のミッションです。
財務戦略、IRや資金調達はもちろんのこと、経営戦略、組織構築、営業、広報、人事、経理、総務、法務、システムなどいわゆるバックオフィス全般を統括しています。
ベンチャー企業の中でCFOは唯一ブレーキを持っています。ブレーキを闇雲に踏むのではなく、企業価値を最大化するために踏むべきところは踏み、緩めるところは緩め、匙加減を担当するのがベンチャーのCFOかなと思います。

どんな人がCFOに向いているか(02:08~)

CEOを補完するタイプ

CEOとの組み合わせかと思っています。CEOが苦手としている、CEOが担当すると非効率が生じる部分をすべて補完するタイプのCFOが非常に向いていると思います。会社によってタイプが違ってくるかなと思います。

これまでのキャリアについて(03:20~)

プレイヤーとしての立場での活躍をしたかった

大学卒業後に公認会計士の資格を取り、監査法人に10年務めました。アドバイザーの立場ではなくてプレイヤーとしての立場でいつかやってみたいなと思っていました。

上場までのエピソード(07:40~)

転職一年目から倒産の危機に直面しました。ですが、悲観的ではありませんでした。自ら出資して何とか会社が倒産しないようにしたエピソードが残っています。

ビジネスモデル転換のポイント(9:55~)

プロジェクトベースに落とし込んだ数表管理から見えた課題

エンタテインメント業界はあまり収支をガチガチに見ていませんでした。プロジェクトベースに落とし込んだ数表管理ができておらず、いずれ破綻するビジネスモデルであることが分かりました。マスメディアにかけるコストの部分をビジネスモデルに組み込んで新しい著作権ビジネスへ転換できるのではと全社で一丸となって向かいました。

 上場への準備について(11:30~)

チームのメンバーと一緒になり、大きな目標に向かって頑張れたというのが非常に楽しかったです。一緒に一丸となって渡っていくメンバーと出会えたのが非常に良かったかなと思います。

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